さいきん息子(介護請負人)が、カメラでお写真をとって、みなさまにお見せするんだと、張り切っていますね。
ちよちゃん、お目めが悪いので、どんな風に写っているのかよくわからないのが、少しさみしいです。
でもちよちゃん思うのですよ、昔から人間の貴重な情報源は、本だと。
だから、ちよちゃん作文でほめられるとうれしかったです。
「坂田、お前は作文がこんなに得意なんだが、数学が、からっきしだな」
「数字を見ると、頭が痛くなるんです」
「そうなると、大学は無理だな」
「英語の勉強もするのは大変だし、すぐにお嫁さんになります」
「これから、女子も学問を身につけた方がいいぞ」
「でも、許婚の方と結婚して、家業を継がなければなりませんからね」
「そうか、跡取り娘も大変だな」
こんなことを思い出し、息子に聞かせました。
昨日初めて、亡き夫が息子に、
「将来医者になってくれると、うれしいんだが」
「とうさん、僕は、かあさんみたいに文章を書くのが好きだから、文学部に行くよ」
高校二年生の時の進路相談で、父親に言ったそうです。それに
「とうさん、進路の話は遅すぎだよ!いまさら変えたら、東大に受からなくなるよ」とも言ったとか。
両親の思いは、はやくから子どもたちに言うべきでしたね。
ちよちゃん、反省!