*気圧傾度力から3つの風* | *chaso'sお天気屋さんブログ* sakiwat.BLOG

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明日は全国的に強風の予報で、気象庁からも警報が出ているようですね[みんな:01]

飛ばされないように、気を付けましょう[みんな:02]


さて、風が吹く仕組みの一つに、
気圧が高い方から低い方へ働く気圧傾度力があります。

気圧傾度とは気圧の高低差のことで、
G=ΔP/Δn
G:気圧軽度、P:風圧、n:距離
で表されます。

これに、-m/ρを掛けたものが気圧傾度力です。
(ρ:空気密度)
なお、気象学では空気の単位質量を考慮するため、気圧傾度力Pnは以下の式で表されます。
Pn=-1/ρ・ΔP/Δn

①地衡風
速度一定(つまり加速度=0)のとき、
気圧傾度力とコリオリ力が釣り合って等圧線と並行に吹く風のこと。
photo:01



②傾度風
大気上層において、水平規模が大きくても曲率と風速の大きい運動の時、
力は気圧傾度力、コリオリ力、遠心力から成り立つ。
この三つの力が釣り合って吹く風のこと。

[みんな:03]左図)高気圧の周りを空気塊が時計回りに運動
[みんな:04]右図)低気圧の周りを空気塊が反時計回りに運動
photo:02



③旋衡風
つむじ風や竜巻は、回転半径rが㊦、風速Vが㊤の為、
遠心力はコリオリ力よりずっと大きくてもなる。
このため、コリオリ力は無視することが出きる。
photo:03





さてさて、今日はこの辺にしておきたいと思います[みんな:05]

明日も更新できますよーにドキドキキラキラ


参考文献
ユーキャン気象予報士合格指導講座1より


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