久しぶりに、良い写真が撮れた・・・
老上海のなんかのポスターみたい・・・
と自分で撮った時、感動してしまった。
こちらは、有名なお茶市場「天山茶城」のむかいに、
いつのまにかできていた「武夷茶城」のなか。
良いお茶は見るだけでは分からず、飲んでみないと
気に入るか分からない。
武夷岩茶じたい、お茶を勉強した事がある
日本人以外は、よく分からない人も多いと思うが、
できればほうじ茶やローストした香りを感じたい方、
重めのお茶が好きな人には、おすすめの中国茶です。
今日は、日本から、大好きなお友達小林マダムが
上海に遊びに来ていて、ご一緒。
その中にある
武夷岩茶中心ブースNo.218を経営している
客家人の肖さん。
彼のもともとの職業はロゴデザイナー。
洋服などだけでなく、カバーイラストや
いろいろなマークもデザインしているだけあって
彼のお店のお茶の袋や、お茶が入っている缶は
すべて彼がデザインしたもの。
色使いやマークなどが、どこが
ほかのお店と違っておしゃれ。
そして、彼が話す言葉もすべて
キャッチコピーのようでも、
詩人のようでもあります。
「もうける気もないし、
損する気もない。気に入ったら買ってくれればいい。」
はじめに彼に
「おすすめのお茶は?」
と聞いたのですが、はじめは教えてくれませんでした。
はじめに肉桂を味見させてくれて、
大紅袍を味見させてくれて、
「じゃあ、これとこれちょうだい。」
と言ったらやっと、
「今、気に入っているおすすめのお茶はこれなんだ。」
と味見させてくれました。
「納得してもらわないと、買わなくてもいい。」
という彼。
中国茶を知れば知るほど、武夷岩茶のとりこになる
と言われ、中国茶の中の「魔物」のような存在。
「あなたがたは、お茶の知識もあるようだから
長々とした説明はしないね。」
と言って、彼と過ごした時間は1時間半。
「お茶の知識のない人なら、いっぱい説明したい。」
とのこと。彼のお茶を買うときは、時間がないと
買えない。
「お茶を買うときは、あせっちゃ駄目。」
と口癖のように言う彼。
武夷岩茶が好きでたまらない彼の談義を聞きに
行くだけでも面白いかもしれない。
岩茶は、中性脂肪を下げる効果もあるし、
肌にもいいので、アンチエイジングにもいい。
彼はたばこを吸っているのに、肌がとても
綺麗。お茶を売っている人の肌が綺麗なのは
お茶市場に訪れた事が1度でもある人なら
知っているはず。
彼の肌を見ただけで、大量の岩茶を買い込んでしまった・・・
なんとなく、デトックスできそうな気がした