年賀状のことが | りるの気管狭窄症のはなし
今年も年の瀬迫り、郵便局の年賀状も発売する時期になりましたね。
この間お習字に行ったときに話題に上り興味深かった話がひとつ。
今年出す年賀状の文言です。
 
今年は震災や豪雨など自然災害続きだったので、「おめでとう」や「年賀」を使わない年賀状を出そうという動きがあるそうりるの気管狭窄症のはなし-905.gif
これはもう感性の問題で不謹慎だよ!というレベルではないとは思いますが、
おめでとう、でなくとも「ありがとう」や「励まし」は送りたい!そう感じている人は多いですよね。
首都圏では東北へ出す機会も多いので特にその動きが目立ちます
デザインにも繊細に反映されているようで、いつものような明るいものももちろんありますが、明朝体を使ったり、色を押さえたり、キッシュなデザイン…奇抜なものを避けるなどあるようです。
 
今年はわたしとしてもオリジナル作る上でどんな基準でいくか考えていたので、フムフム…と聞き入ってました。せっかくなら今年こそお習字を生かしたようなものが良いなと漠然と思ってるのですが、達筆な習字が上手く書けるやら、なんやら不安材料が満載(笑)今年は干支が辰、龍ですよね、まずあやつらは生き物じゃないー!生き物を思いながら描くのはなんとなく可愛らしくて好きなんですが、龍たちは、写真があるわけではないのでイメージがつきにくいーりるの気管狭窄症のはなし-neon2.gif
 
それはさておいて。
 
震災から8ヶ月あまり。
 
通っている支援センターの事業の一つで、被災地に交代に応援に行っています。わたし自身の目で、足で、お手伝いすることができたらと思うのですが、わたしが行くとかえってサポートが必要、なんていうおかしな状態になることが簡単にわかります。φ(°°)ノ°
 
被災地は少し前に、次のステージに移っているそうです。
被災した直後はなんとなく皆一丸となって、「つらいのはみな同じだ!がんばろう!がんばろう!」と一種の興奮状態でいられますりるの気管狭窄症のはなし-neon1.gif
しかし、サポートが思い通りにいかない…明日からどうする?
そういう日が続き、だんだん周りが見えてくる、すると、家は全壊したけど家族は全員無事だった人、県外に親戚がいる人、いない人、仕事を失った人or復帰できた人、病状が悪くなった人orならない人、行方不明の人がまだ見つからない人…
だんだん違いに気がつきます。
この時期にコミュニティの存続が一度難しくなるそうです。
しかし、一丸になるのも人間の力であり反応で、周りの状態に気がつき出すのもまた人間の当たり前の反応。だそう。
大事なのはそのまた外側の人たちの反応φ(..)
 
「一丸とならなくてドウスル…!今まではなんだいー!┐('~`;)┌」
と思うことなかれ、
ということだそうです。
 
いっきにどかっ!と送りつけるよな支援でなく、個別に欲しい人・物を届けていけるような形でありたいです。なので、被災した地域に向かって送る年賀状もそうだと、感じてますりるの気管狭窄症のはなし-2d57fdf336fe804d91c713899a980bc3.gif
最初に話していた“年賀状の文言“に話しは戻りますが、シンプルなバージョンとしては、ネットで見つけた「年始のご挨拶を申し上げます」が良いなと思います。添え書きとしては、~新しい春がやってまいりました。希望の春ですね。今年一年は「○○」な年になるようお祈り申し上げます。~という雰囲気の文章ですりるの気管狭窄症のはなし-max1.gif
 
あの年賀状一枚に込められる思いはたくさんありますりるの気管狭窄症のはなし-emojiD_02_030.gif
 
みなさんは毎年年賀状にどんな思いを込めていますか?りるの気管狭窄症のはなし-268763918.gif