こんにちは!
就労継続支援B型事業所くりえいとのスタッフです。
くりえいとではハーブやアロマ、パワーストーンなどを扱っています。
また、代表のふなちゃんは鍼灸師で、東洋医学にも精通しています。

今回は、東洋医学について解説していきたいと思います!
五行説の続きです。
前回はこちら

 

 

こちらの本を参考にしています。

 

スピリットとアロマテラピー―東洋医学の視点から、感情と精神のバランスをとり戻す



今回は、五行論の各論に入っていきます。
最初は「水」。


「水」の元素は、気が最も凝縮されています。
地球など、星は球の形をしていて、中心に凝縮するエネルギーを持っていて、それが「引力」となっていますね。
これがどんどん時間が経過すると、ものすごい凝縮して、密度が高くなっていきます。
その中心に向かっていく「凝縮」のエネルギーは「水」の働きです。

そして、「本質的である状態」です。
植物の種子のごとく、内側に生命を存続させています。
すべての可能性を含んでいる、外側から見たら休止状態に見えても、潜在的な力に満ちている状態なのです。

 

そして、生き残ること、存続する本能と関わってきます。
私たちは、日常、様々な悩みがありますが、”身体に意識を向けること”にヒントがありそうです。
お腹がすく、ということ。
眠い、ということ。
生きるための本能ですね。

グルグルいろんなことを考えてしまう時には、身体に意識を向けると、根本的な力を思い出し、自分を原点に戻していくことができるように思います。



さて、は休止状態にあり、封じ込められているものに命を吹き込みます。
種や球根は、何年も何年も休止状態を続け、今ここ、という時に、環境に水があるということで生きていける可能性にかけて、芽を出すわけですね。
命が吹き込まれた、という状態ですね。

腎は個人の遺伝的な素因である精を蔵します。

そして、精は骨髄のもととなる髄を生じます。
これは、免疫系ということでもありますね。

つまり、体質の強さと病気に対する抵抗力に関わってきます。
 

また、重要な点は、精は両親より授かるため、基本的に補充することは困難ということです。
女性の排卵では、卵の数は決まっていて、増やすことはできない、ということなので、補充することができないものも、あるということですね。
不老不死も、不可能ですね。

 

 

「気」とは!?
水は「気」が最も凝縮されていると冒頭に書きました。

「気」というのは、東洋医学では、目に見えない物質で、万物を構成する基本単位の一つとされます。

 

そして、人の体において、血や津液(水)という要素とともに体内を巡って生命・健康の維持に関わっていると考えられています。

 

「気」には「先天の気(せんてんのき)」と「後天の気(こうてんのき)」があります。

先天の気は、生まれながら持っている両親から受け継ぐもの。

後天の気は、生まれたあとに補うもので、自然界のきれいな外気と毎日の食事から得られるものがあります。


「水」は、「先天の気」といわれます。

それに対して「後天の気」は「土」になりますので、「水」と「土」は対になっています。
「土」は後から補充していく「気」、エネルギーなのです。