こんにちは!

 

くりえいとではアロマ関連のお仕事もできます。

皮膚に塗るクリームを作ったり、手作りコスメを作ったりすることもあります。

 

そのため、皮膚についてもいろいろと学んでいるのですが・・・今回は、その勉強を少しだけシェアしてみますね!

ちょっと皮膚の構造に注目してみましょう。

 

皮膚は、大きく見ると3層に分けられます。

表面から、表皮、真皮、皮下組織です。

 

表皮は、角化重層扁平上皮という上皮組織でできています。

重層扁平上皮は、細胞がたくさん重なっている組織です。

角化というのは、細胞が死んで核がなくなり、ケラチンというたんぱく質でいっぱいになることで、角化した細胞は硬く丈夫です。

重なる細胞と角化細胞で表皮は外からの刺激に強くできています。

表皮の細胞は約一か月周期で生まれ変わります。

細胞は表皮の一番深層で次々と生まれ、だんだん上に押し上げられて、2週間ほどで最上部に行き、角化して2週間ほどで剥がれ落ちます。

 

真皮は頑丈な結合組織です。

真皮は表皮と違って入れ替わりません。皮膚の表面に絵をかいてもいずれは消えるのに、入れ墨はいつまでたっても落ちませんね。

入れ墨は真皮に色を注入し、その色が表皮を通して透けて見えているからです。

 

皮膚の一番下層である皮下組織は、緩い結合組織で、脂肪細胞の集まりです。

この脂肪のおかげで皮膚が動いても下にある筋肉や骨は同時にひきつれません。

この脂肪の層がクッションとなって、外部の衝撃を和らげてもいます。

 

 

 

 

そして、薬機法という法律とも、とっても関係してくるお話です。

「美しさ」に関する宣伝等では、皮膚の構造などを知っていると、これは嘘だな、これは信用できるぞ、などの予測もついてきますよ。
 

正しい知識はとっても大事です。お客様に提供する側としての知識の他、消費者としての知識も大事、賢く生きていきましょう(*^^*)