鎮魂=身魂鎮め | チキチキ☆トレイン

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行こうよ愛の終着点

【2013年夏の過去blogより】

『四方の海(よもの海) みなはらから(同胞)と思う世に
など波風の立ちさわぐらむ』

平和を願う明治天皇が日露戦争の折に詠まれた御心を、
昭和天皇が対米戦争決定の御前会議で奉唱されたものです。

「四方に広がる海で繋がるこの世界は、
 同じ腹から生まれたみな兄弟同様であると思うのに、
 なぜ人々の間に争いの波風が立ってしまうのだろう。」

………

平和を願う歌は国歌「君が代」にも込められています。

君が代は 千代に八千代に
さざれ石の巖となりて 苔のむすまで

「小さな石が大きな岩となって苔が生えるまで
 日本の民が いついつまでも 平和で栄えますように」

「君が代」について詳しく書かれたサイトがありました。
「国歌君が代について」「他国と比較してみる君が代」
後者の同じ方のサイトに、
先日私も観た映画「終戦のエンペラー」の記事がありました。
敗戦国日本悪しきの表現が多いハリウッド映画にしては、
かなり踏み込んだ内容だと思いました。
アメリカの俳優さんたちも、作品内の真実は初めて知ったようで、
WW2における日本国の見方が変わったようです。

真実は一つではなく、72億人がいれば72億の真実があります。
(戦争に限られた話でもなく、人の本性や物事の本質は一方の一つに限らずかと感じます。)

まして、私たちの世代は戦争を経験していません。
その恐ろしさを見て体感してもいない者たちが、
過去の戦争の良し悪しを決め、誰が被害者で誰が加害者などと
判断出来るのでしょうか?

どの国も被害者であり、加害者ではないのでしょうか?
(唯一絶対的被害者を上げるなら、人間以外の生物たちでは?)

歴史を知ることは憎しみを育てることでしょうか?
過去の経験を受け継ぎ、互いが協力し合い、
豊かな知恵を絞り出して、愛を育むことでしょうか?

どちらが進展するでしょうか?

さて、どちらがいいですか?

私は後者☆誰かを責めることなく、
経験を活かし豊かな知恵と愛を育む方に一票です。
“Hatred ceases not by hatred, but by love ”

…………

【日本地図:撮影:愛】