テレビドラマ「コウノトリ」の
産婦人科医のモデルになった荻田和秀先生のお話を聴いてきました。
妊娠出産の現場を通じて
いろんな角度から「命」や「家族」のついて
お話してくださいました。
やはり現場の声はココロに響きますね。
何回かに分けてブログにまとめてみます\(^_^)/
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妊娠出産は自然現象
生物学的に生殖→繁殖→再生産
生き物が増えて栄えるさま。次の世代へバトンを渡す。
家族という単位の本質。
妊娠出産は自然現象
95%の分娩に医療介入はいらないそうです。
また日本は周産期死亡も世界で最も低い国です。
例え話がわかりやすかったです。
年間周産期死亡は50〜60人。
年間トイレで亡くなる人は1500人。
年間お風呂で亡くなる人は2000人。
命がけの出産ではあるけど
大丈夫ってこと^_^
妊娠出産は
命を育み命を産み出すビッグイベント
実際に生活環境もカラダの状態もココロの感じか方も
大きく変化する
だけど、妊婦さんが気負いせずにかけがけの無い
貴重なマタニティライフを迎える期待感に
ワクワクしながら過ごしてなぁと思いました。
妊娠出産は
人間、霊長類ヒト科の動物として
ごくごく自然な現象^^
ただ、ここで
未受診妊婦さんのお話がありました。
大阪でも年間250例くらいあるそうです。
それぞれに事情があると思いますが
やはり妊婦検診を受けていないと
ハイリスク(危険)な出産や赤ちゃんの死亡率も3〜6倍あがるそうです。
その...
それぞれの事情ですが
経済的な問題だけでないことも多いそうです。
妊娠出産に対する知識がなかった
妊娠を浅く捉えていた
そういうこともあるそうです。
これは本人の問題ではなく社会の問題
知識や仲間、環境に恵まれない
貧しいのはお金がないということだけではないということ。
確かドラマ「コウノトリ」でも
そんなシーンがありましたね。
男子も女子も
新しい家族を迎えるまでに
「命」や「妊娠出産」「赤ちゃん」に
触れる・考える・知る機会がたくさんあればよいのになーと思います。
そんな仕組みをつくってくれている
▼「赤ちゃん先生」
や、高校へ赤ちゃんとママが訪問して
高校生と赤ちゃんが触れ合う機会を試みたりしている企画
は素敵だなぁと思います。