Ep 143 ☆テリヤキバーガー☆
「店長より、K君が作る照り焼きバーガーの方が美味しいよ~」
「そっかぁ。オレもまだまだ修業が足りねえなぁ~」
「あー!副店長ぉ~、電気切れたぁ~」
「まかせとけ!オレは工業高校出てるから、電球変えるの得意だぞぉ~」
なにそれぇ~
キャハハハ♪
新しいアルバイト先は、和気あいあいとしていて、楽しくてたまらない職場だった。
誘ってくれた女子とも同じシフトで、アルバイトへ行く時はいつも一緒。
同じ学校の子もいれば、ほかの学校から来ている子もいた。
新しい友達、新しい仲間。
なにより、学区から離れた場所だったので、お客様も知らない人ばかり。
なにもかもが新鮮な世界だった。
「お~い、休憩だぞ~。賄い、どーする?」
店長に聞かれると、私たちは決まってこう答えた。
「Kくんのテリヤキバーガー!」
K君の作る照り焼きバーガーは、本当に美味しかった。
今でも時々、照り焼きバーガーを食べることがある。
でも、あの時のK君の照り焼きバーガーを越える味には、まだ出会ってないなぁ~♪
