生活上の便利さは利用者に選択権があるはず。利用者に必要とされなければ普及しないのは当たり前の話だ。必要とされていないことがわかると、便利だとか儲かるとか天国に行けるとか、ありそうもないご利益を針小棒大に並べて勧誘してくるのは宗教団体か詐欺師に決まっている(笑)いつからこの国の政治に詐欺師や宗教屋が紛れ込むようになったのか?

 

突飛力大臣「健康保険証を2年後に廃止」?

政府は2022年10月13日、現在使われている健康保険証を2024年の秋に廃止し、マイナンバーカード(マイナカード)へ一体化した形に切り替えるといきなり発表した。持ち前の突飛力をいかんなく発揮して強行突破するつもりらしい。こういうやり方には現場の医師も不満爆発だという。

 

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>検討会の結論とは逆行しています。河野大臣の手法なのでしょうが、非常に拙速だと思います
>個人情報保護はかなり進んだと思いますが、欧州の一般データ保護規則(GDPR)に比べ、まだまだ劣っています
>現場の医師は総スカンですし、怒りすら覚えています

コーノ馬鹿大臣

そもそもマイナカードは「持つとこんなことが便利になりますよ」だったのだが、丁寧な説明も無くいきなり「持たないと地獄に落としてやるぞ」と国民を脅しにかかってきたから唖然とする。マイナカードに切り替えなかっただけで保険証が使えなくなるとしたら一大事だ。保険代を払っておいて高額な医療費を請求されたら地獄に落とされるようなもの。こんな手口は詐欺か霊感商法か独裁国家か途上国なみの政治手法と言える。


マイナ保険証は本当に便利なのか?

マイナカードの利便性?

マイナ保険証にすると「こんなに幸せになれる」と霊感商法詐欺政治が例を挙げてPRしている。

・複数のカードが不要

・保険証の提出が不要

・保険証の更新手続きが不要

いやいや。こんなに便利だと言われても、現行の保険証で何の不便も感じていませんがな(笑)自動車運転免許も前倒してマイナカードに統合するつもりらしいが、運転免許証は残るらしい。どちらも使えるのは無駄な2重管理であり、やはり個人情報を集めるのが目的だろう。

 

誰のための利便性か

マイナカード医療費削減

さらには「お薬手帳」が要らなくなって過剰投薬することなく医療費が削減という効能には呆れる。「お薬手帳」があるのに「過剰投薬する」のは医療機関の責任問題ではないのかね?過剰投薬されているなら「お薬手帳」を提示しない方の問題である。それらはマイナカードとは別の問題じゃね?拙者は持病があって大量の薬を飲んでいるが「お薬手帳」や保険証に不便を感じたことは何も無い。医療機関を変わるときも、前の病院で撮ったMRIやCT画像などを入れたDVDを持たされ、患者でありながら別の病院へ医療情報の運搬役を任されても何の不便も不満もない。これこそが日本人らしさではないか(笑)

 

カードより管理システムが不安

この制度で個人情報が抜かれるという不信感が広がっていると言われる。カード推進派は「カードに不正アクセスするとカードのICチップが壊れる」から個人情報は大丈夫だと言うがそこじゃない。

 

たいしたことが無い利便性と引き換えに、ネットワークシステムから個人情報が漏洩すると「芋づる式」に拡大するリスクが起きる。万一、医療情報だけでなく納税情報や運転免許や車検情報まで紐付けられた個人情報が漏洩すればとんでもないことになる。

 

ネットワークシステムは安全だと言っても、不正アクセスが絶えないのが実情だ。人が作った物なら人がそれを破ることも不可能ではない。たとえば、最新の自動車に採用されているCAN盗難防止セキュリティが万全だと言われていたが「CANインベーター」によりアッサリと破られて高級車の盗難が相次いでいる。どこかの国では、公務員がサーバーから億単位の個人情報を持ち出した事件もある。安全性を過度に信頼しない方がいい。

 

管理システムがサイバー攻撃されると大きな影響が

最近、企業がサイバー攻撃される事件をよく聞くようになった。病院の診察ができなくなったり、企業の生産活動が止まるなど大きな影響を受ける。

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復旧の見通しは立っていない。この影響で、患者600~1000人の診療ができなかった。センターは「直接人命に関わる事態はなかった」としているが、1日以降も診療日や手術の延期などで、同規模の影響が出る見通し

マイナカードは国民全部の個人情報を一括して管理しようとするシステムである。そこがサイバー攻撃されるとネットワークで情報照会できなくなったり、運用システムが全部ダメになるリスクがある。

 

いざ救急というときにサイバー攻撃で医療が受けられませんではお話にならない。情報が巨大になれば影響も巨大になるが、今の保険証システムならサイバー攻撃でも病院単位の影響で済む。時代遅れのアナログこそサイバー攻撃に強いと言える。

 

誰のためのマイナカードか 国民に見透かされている

必死のカード勧誘部隊

マイナカードを作るとマイナポイントを2万円やる、と言われても一向に普及しないのはなぜか?国家がそこまでして進めたいのは裏があると考える人も少なくない。マイナカードの義務化によって全国民の各種個人情報を紐付けして国家が管理したがっていることが見透かされているのである。見方を変えれば2万円で個人情報を売り渡すという見方もできる。闇世界でよくある名簿の売買と似たようなものだ。

 

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賛同者からは「今のこの国では絶対持ちたくない。全く信用できない」「国会で、きちんと議論して国民の不安に応えるべき」と、政権への不信感がうかがえる

マイナカードはプーチン戦法のようなやり方

マイナカード様々な意見

現状では様々な意見があるが、個人の権利意識が高い米国あたりでこういうやり方をしたら訴訟の嵐になるだろう。このまま実施すれば日本でも訴訟が多発しそうな予感がする。保険証にするのかカードにするのかは利用者に選択権があり、保険料を払って保険証を取り上げられるのは国家による詐欺行為である、と提訴するには十分な理由がありそうだ。

 

また、日本国憲法第二十五条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という基本的な権利が侵害される恐れもあり、強行突破は無理という見方もある。バランスボールが好きな“突飛力”はそこまで考えていないだろうけど(笑)

 

侵略戦争を仕掛けておいて戦術核を使うぞと脅迫している馬鹿な大統領がいる。マイナカードに切り替えないと地獄に落とすという悪魔の脅しに屈するか、日本の国民の腹の据わり方が試されている。

 

というか年内にポシャる話になると思いますけどね。

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