花冷え | 千歳日記

千歳日記

この先にある未来を…

たとえどんな未来でも私は見届けてみせる

最後まで…必ず


桜が咲き始めてから数日が経ちました。

昨日降り続いた雨は朝には上がり、空にはところどころ青空が見えました。

背に当たる陽射しはあたたかいのに、吹きつける風は冬に逆戻りしたようです。

冷たい風に揺れる花は美しく、それでいてどこか寂しそう。

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早めにいただいた湯から上がり廊下を歩いていると、風が上気した体を冷ますように吹きつけます。

私にとってこの風は寒いというより、洗った体に神聖さを与えてくれるような気がしました。



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喧嘩と言うより…

私が一方的に怒ったと言う方が正しいのです。

怒った理由は相手が『私は必ず許す』と思っていると感じたからです。

その事について半日ばかり考えていて、さっき冷たい風にさらされながらぼんやりと思った事があります。

人は『許せない』ほどの憎しみを感じる事は少ないのだろう

私には赦せない人がいる。

もう何年経つのかわからない。

私は相手を憎む【自分】を赦した。

それは憎しみを抱えている自分が苦しかったから。

だから朝起きた喧嘩は、するべきではなかったのだと思う。

結局私は相手を許してしまう。

何故なら、私は憎むほどの強い怒りを相手に感じていないのだから。





喧嘩とは何の得も得られない、遠回りするだけの物のような気がしています。