躑躅 | 千歳日記

千歳日記

この先にある未来を…

たとえどんな未来でも私は見届けてみせる

最後まで…必ず

今日は暖かな一日でしたね。


屯所の中はひんやりとした空気が立ちこめていましたが、外に出ると陽射しが暖かくとても気持ちがよかったです。


…なんて言ったら山崎さんに「雪村君、我々は遊びに出かるのではありません。」と怒られてしまいます(苦笑)


午前中は山崎さんに同行して、少しだけ外に出かけました。


その行きと帰りに躑躅を花を見かけました。


まだ固い蕾がたくさんある中、一輪ニ輪早々と花をつけている躑躅がいくつかあります。


今年の春はなんだかせっかちだったりのんびりだったりで…気まぐれな様子です。


躑躅ってなんでこんなに難しそうな漢字を書くんでしょう?


あっ、躑躅は『つつじ』です。


三角形のような漏斗型の花をたくさんつける【つつじ】の花です。


【つつじ】の語源は『つづきさきぎ(続き咲き木)』


見る人の足を止める美しさから『行って止まる』『躊躇』の意味の『躑躅(てきちょく)』の漢字をそのまま当てたという説があります。


あともう一つ。


本来は【羊躑躅】でつつじを食べた羊が毒にあたって躑躅(てきちょく)して死ぬという嫌な説もあります(汗)






躑躅の花言葉は【愛の喜び】【情熱】【初恋】など花らしい言葉の他、【自制心】という言葉があります。


【自制心】とは自分の感情や欲望を上手く抑え調整したりする気持ちや精神力の事。


最近の私はなんだか少し心が波立っていて…猜疑心や苛立ちを隠せない場面が多くありました。


それに対してどうしたらいいのか、何か行動すべきなのか、時を待てばいいのかと考えているうちに一日が終わってしまう毎日。


先日つい感情的になって行動を起こそうとしたのですが、感情的になる事自体が良くない気がして…なんとか思い止まり、そして何も解決せずにまた一日が終了。


今日も気持ちが重いまま、ゆるゆると時間が経って行きます。


何も解決出来ないまま、また今日も一日が終わろうとしている。


そう諦めていました。


しかし、先ほど解決出来るかもしれないきっかけを見つけました。


これなら感情的にならず、私の今の気持ちを素直に伝えられるかもしれないと思い、気持ちを落ち着けて声をかけてみました。


結果は…ひとまず解決です(ため息)


この後どうなるかわかりませんが、良くするも悪くするのも自分次第…ですよね?


少なくとも感情的な言葉で一方的に伝えるより、事は上手く運べたんじゃないかと…そう思っています。






自分の感情を抑えすぎる行為はあまり良いとは思えません。


しかし感情のままに行動を起こす者は単なる馬鹿ですよね?(苦笑)


私にとって生きるとは【戦う】事。


己の感情と戦う事もまた、私の生きる意味の一つなのです。


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