45歳になりました | 天守閣から、こんにちは!

天守閣から、こんにちは!

「株式会社チエル」社長が、業務 のこと、北海道観光のこと、日々のことを綴ります。

今朝の北海道

この時期にしては

やや肌寒いですね

 

 

 

 

道東の釧路や根室では

最高気温が9℃までしか

上がらないそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中で

1975年(昭和50年)の

5月23日に産声を上げた

弊社

 

 

満45歳の誕生日を

迎えましたバースデーケーキ

 

 

 

 

 

 

今では

千歳市と北広島市に

3つの営業所を構え、

社員140名規模の

バス会社となりましたが、

創業当初は

路線バスの1日の売上げが

チャリン チャリン

 

手で数えられる3000円

ほどだったそうです

 

 

 

 

 

 

その苦しいときに

支えてくれた人たちが

いました

 

 

 

 

 

 

当時の専務の話によると

バスの購入も

ままならないときに

1台、2台と買って用意して

くれたのが千歳市役所さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いまでも最新鋭の

災害対応バスを

年間2台ペースで

貸与してくれています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして創業当初

資金繰りに四苦八苦して

いるときに応援してくれた

のが地元H銀行の

西岡支店さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこの金融機関も相手に

してくれないときに

創業者の個人資産を担保に

3千万円を融資してくれた

そうです

 

 

 

 

 

 

元専務が

「あれで助かった

 あの金がなかったら

 今のうちの会社はない

 

 だから、西岡支店に

 足を向けて寝たら

 ダメだからなプンプン

と、しみじみ語っていたのを

今でもよく覚えています

 

 

 

 

 

 

私がこの会社に来たのは

2011年

 

あの東日本大震災の

直後で、観光バス部門が

大きな打撃を受けて

いました

 

 

 

 

2018年9月には

北海道胆振東部地震が

発生し、数週間

バスの動きが止まりました

 

 

 

 

 

                              2018年9月     

 

 

 

           地震による信号停電のため、パトカーに先導

           されて輸送にあたった災害対応バス

 

 

 

 

 

そして

今度は

未曽有のコロナ禍で

いまだに観光バスは

1台も動けず

 

 

 

 

 

 

 

 

シンドイですが、

先人たちの

地獄を見るような思いから

比べれば・・

 

 

 

 

今の我々は

その先人たちが

苦労しながら敷いてくれた

レールの上を

走っているということ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その想いに馳せながら

レールをもっと長く、

そして、もっと太くして

後世に引き継ぎたいと

思っています