今日、営業所の構内をフラフラ歩いていまし
たら、車庫の前で、仕事から帰ってきたドライ
バーに
「シャチョー、ちょっといいですか」
と呼び止められまして。
私が尊敬する勤続○○年のベテランです。
“おぅ、 話を聞こうじゃないか”
「私らは使われている身ですから、偉そうな
ことは言えませんが」と立場をわきまえつつ、
「前の社長は、何かコトがあれば朝早く出社
してきて、ああしろ、こうしろと指示する人でし
たよ」とか、
「乗務員のわがままを許したら絶対ダメです
よ。収拾つかなくなるから」
「ドライバーはガイドの、ガイドはドライバーの
陰口を叩きたがるもの。だから、一方的な
情報で人に烙印押したらダメですよ」
「事務所の人たちも、いつも乗務員の厳しい
目が光っていることを意識してもらわないと」
こんなこと、あんなことを立ち話で延々と
1時間ほどでしたか・・
っていうか、車庫前には椅子はありません
ので
辛口の話が多かったですけど、私、こういうの
好きなんです。
ベテランのドライバーが会社のことを思って
言ってくれてるのが分かりましたし、人間、
「この人に何言ってもしょうがない」と思ったら
話しかけたりしませんからね。
そういう意味では、私に期待してくれている
ところがまだあるのかなと。
自分のポジションに籠もってないで、
もっと現場に出て社員の話に耳を傾けなくちゃ
経営者としては失格だなと痛感した1日でした。