“朝から大事件”
といっても、北朝鮮からのミサイル飛来のことではありません。
昨日の朝早く、近所を散歩していましたら、年配の男性が両手に大きなゴミ袋を持ちながら玄関の
階段を降りてきました。
「うわ~、大丈夫かな?」と思った途端、
8段くらいある階段の真ん中あたりからバランスを崩して転げ落ち、コンクリの道路に顔面を痛打
慌てて近寄ると、メガネがもう壊れていて、顔の
左側からおびただしい出血!
私「ご主人、頭打ってるんだから動いちゃダメですよ~」
同じくゴミ袋を抱えた奥様がすぐ傍にいたので、
「救急車呼びましょう!」と私がその家にどかどかと入り込み、119番対応。
電話に出た消防署の担当者からは
「あなたはどなたですか」とか、
「今どんな状態ですか」
「出血しているようでしたらタオルなどをあてがってください」
お客様商売の弊社では毎年、私を含めてみんなが“救急救命講習”を受けていますので、こういう非常時に少しは冷静に対処できたかなと・・
その日の夕方、奥様がわざわざお礼にお見えになりました。
旦那さんは、頬骨が折れていたうえに顔面のあちこちの骨にヒビが入っていたそうで、やはり、
かなりの重傷だったようです。
奥様から「今回ほど近所の有難味を感じたことはないです」と言われたときは嬉しかったですね。
私、町内会の役員をしているくせに、仕事を抱えているので、普段はほとんど役に立っていなかったですから
このご主人、90歳近い人だと分かりました。
あれだけ頭を強打して、血を流しているのに
「もう大丈夫ですから」と起き上がりかけていました。
一昨年、90歳を超えた私の父も
庭の木を剪定中に4mほどの高さから落下
それでも、腰をぶった程度で今も元気に暮らしています。
やはり昔の人は、今の我々と違って“軟弱”ではないですね!