横綱3人中2人不在の大相撲秋場所。
1人横綱の鶴竜が優勝決定戦の末、賜杯を手にしま
したが、14日目に苦手の稀勢の里相手に、立ち合い
早々、左にかわす戦術でようやく勝利。
千秋楽では、右膝の故障を抱えながらも出場し続けた
照ノ富士に惨敗。
多くのお客さんが横綱相撲を期待して見に来ているの
に、場内をシラけさせるようじゃいけません。
私は幕内じゃなく、十両の取組のほうにずっと興味が
ありました(苦笑)。
十両東13枚目の北海道出身旭大星(きょくたいせい)
が9勝6敗で見事2つの勝ち越し。
「それがどうした?」と言われるかも知れませんが、か
つて“相撲王国”と言われた北海道で、いまや関取は
この旭大星ただ一人。
貴重品というか、北海道の相撲ファンの希望の星なん
です。
私のふるさと北見市で、くしくも私の誕生日に新人同士
の市長選挙が行われ、相乗り候補が楽勝。
投票率は40%ちょっとで過去最低。当選した人は有権
者の10人に3人の支持しか得られませんでした。
庁舎移転問題で、ここ20年の間に現職市長が次々と
破れるという政争の街。
一方で北見は、ハッカの匂いが漂うラグビーの街であり、
日本一のたまねぎ生産量を誇る街でもあります。
新しく誕生した“社長”には、『低支持率?それがどうし
た?』との気概で、みんなが夢と希望を持てるような舵
取りを担って欲しいものです。
最後に、この人の紅白歌合戦初出場には強力なライバ
ルがいると聞きました。
が、
『それがどうした?』
【中 村 敬 臣】