GWがスタートしました。
我々貸切バス事業の世界は、GW明けから修学旅行
等の団体客が動きだし、いよいよ観光シーズンが本格
化します。
北海道内の観光スポットも長い冬の眠りから覚め、準
備に大わらわのようですね。
道内有数の観光地知床半島では、海から知床連山や
カムイワッカの滝などを見渡す観光船おーろら号が運
航を始めた、とのニュースを目にしました。
今年は記録的な豪雪に見舞われた知床横断道の除
雪作業も順調に進み、5月1日には通行可能になる
ようです。
知床半島は、世界自然遺産に登録されたときは観光
ブームに沸きましたが、近年はやや沈滞気味。
ただ、あちこち眺めるだけでは、知床の本当の魅力は
なかなか肌で味わえないのかなと。
地元では、冬期間に雪の間を散策し、寒さとともに流
氷の眺めなどを楽しんでもらうためのツアーを企画し
て、観光客を呼び込む取組も進めています。
「夏にまた来てみたい」との声も多かったそうです。
私は毎年夏に羅臼岳登山を楽しんでいますが、鳥の
さえずりを聞いたり、エゾシカや蛙に出会ったり(苦手
なヘビの出現にも驚かされたり)、厳しい自然条件の
中で大きく曲がりくねりながらも必死に生きているシラ
カンバの木などに接していると、
知床っていいなぁ
と肌で感じますね!
まぁ、ヒグマとはお会いしたくないですが(笑)。
【中 村 敬 臣】