バス車両の寿命は20年ほど。
人間の寿命からすれば短いですが、日頃の手入れ
がしっかりしていれば、25年くらいは活躍できます。
日頃の手入れといえば、16歳でスキージャンプの
世界大会に出場し、42歳の今も飛び続けている葛
西紀明選手のスキー寿命は相当なもの。
バスでいえば“廃車寸前”なのに元気でお客さんを
運び続けているようなものですから(笑)。
自分の子どもみたいな年齢の外国人選手たちと優
勝を争い続け、今シーズンのW杯では表彰台の最
年長記録をまたもや(自分で)更新しました。
30試合ほど戦う総合成績でも、昨シーズンの5位
に続いて6位を確保。
まさに“レジェンド”(伝説)の男です!
彼は会場に入ってからランニングを欠かさないなど
日頃の鍛錬は半端ではありません。
肉体的な強さもさることながら、年をとるにしたがって
精神的な明るさも増してきたような・・・
自分を褒めることも忘れません。
「2年連続総合シングル。この年でたいしたもんです」
と。
心身ともに我々も見習うべき点が多いですね!
とにかく、お疲れさまでした。
【中 村 敬 臣】