
弊社の長尾ドライバーが撮影した根室半島納沙布岬の写真です。
自民党の「領土に関する特命委員会」の国会議員が北方領土の
現地研修として根室管内を訪れ、納沙布岬から歯舞・色丹島を、
また、羅臼町から国後島を望もうとしましたが、いずれも濃霧や霧
雨のために島影を実際に見ることはできなかったとのこと。
根室半島沖は千島海流と日本海流がぶつかり合うところだけに、
たくさんの魚たちがやってきて好漁場でもありますが、寒流と暖流
の接点でもあるだけに、特に6月は霧が発生しやすく、視察団がこ
の時期を選んだのは、文字通り見通しがよくなかったと言わざるを
得ません。
それはそうとして、霧で島が見えなかったからといってそれで諦め
られては困ります。
「意外に近い!」ことを肌で感じてもらいたいので、議員団には何度
も足を運んで欲しいですし、そこから一歩も二歩も進んで、北方領
土の返還に向けてどのようなやり方が現実的なのか、観光振興も
含めた日本とロシアの友好関係を築いていくための具体的な取組
を提示していただきたいですね。