予告編でこの映画を知り、ドキュメンタリー映画好きの私は興味津々。
まっ、長江を旅するドキュメンタリーだよね~と思って見たら・・・
壮大なスケールの大きい物語みたいで
かなり感動してしまいました
仕事で10年前に訪れた、今回の監督、竹内亮さん
その時に、長江の源流が見れなかった後悔があり、
今回10年ぶりに再び挑戦する、6300kmの旅であります。
最初の1滴を見るため
10年ひと昔と言うけど、変わらない物・二昔ほど変わった物。
出会った人達は、変わらない人もいるし、
10代の少女たちは立派なおかあさんに。
桃源郷と言われる、シャングリラの風景はそのままだったり。
大きなダムが出来て、あったはずの町が無かった。
開発で山が小さくなったり、
ネットがすごい勢いで発展して、どんな僻地の人でもSNSが出来る。
上海の町は更に高層ビルだらけになる。
長江は、世界三大河川の1つ
下流は揚子江と呼ばれていて、その呼び名の方が耳馴染みがいい。
小学校で習った、ナイル川・アマゾン川・そして揚子江
ドローンの空撮で撮った景色が美しすぎる。
三峡渓谷の白帝城は、劉備が逃げて亡くなったところ
武漢の黄鶴楼は孫権が作った
レッドクリフで有名な赤壁
三国志好きの私としては、たまらないなぁ~~~
長江の源流の最初の1滴は
チベット高原の氷河にあった。
もう何もないところに、毛細血管のように小川が入り乱れていて
その先に氷河がある。
標高は5000mを超える。
あと、600mというところで監督の竹内さんは
酸素と体力の関係で危険という事で断念
(竹内さんはまだ40代で若いけど、そこへ行くまでに高山病になってしまいました)
その代わり、お弟子さんの王可可さんが撮影しに行きました。
氷河のツララからポタポタおちる水滴が感動です
同じ映画を見る時間はないのだけど、
もう1回見てもいいなあと思っちゃいました・・私は