勘ぐらない | あなたの人生が好転し始める!

勘ぐらない

今週は、

 「生き方を変える!」という決意

の一環として、

 「もう、これはしない!」

ということについて、考えています。


そのひとつ目は「言い訳」でした。

「言い訳しない」と決めてみると、

 「言い訳ばかりしている自分の姿」

が見えてきます。

「これは言い訳だ」と気づいたら、
その都度、黙ってみる。

しばらくは、そんなふうにしてみてください!


さて、日頃から、

 「もう、こんなことはやめた方がいいな」
 「もう、これはしない方がいいな」

と思っていることの二つ目に採り上げたいのは、

 「勘ぐり」 「勘ぐること」です。

「勘ぐり」とは、

  何かにつけて、ものごとを悪く推測したり、
 変に気を回したりすること

です。

「げす(下衆、下種、下司)の勘ぐり」というと、

 他人の心意を疑ったり、悪意にとったりすること

ですが、そこまでいかなくても、

 過剰に不安視したり、余計な心配をすること

はよくあります。

いわゆる「取り越し苦労」というものです。

その他には、

 「深読み」や「裏読み」といわれるもの

があります。

そのまま素直に受け取ればいいものを、

 「きっと何かあるに違いない」

といって、「読み過ぎ、考え過ぎる」のです。

「気を回せること」は才能かもしれませんが、
行き過ぎて「被害妄想」になると問題です。

この「何でも勘ぐる癖」は、

 その本質が「疑い」であり、
 何でも「悪意」にとる発想です。

これは、

 「関係の悪化」を招くだけでなく、
 可能性を消して、「自滅」へと誘導します。

そういう意味からも、この癖は好ましくありません。

実は、これも、「保身の一種」です。

「騙されないための手段」であり、
「不意打を避けるための防衛手段」です。

騙されないことや不意打に遭わないことは、
智慧として必要ではありますが、

行き過ぎると、「自分の道」をふさいでしまいます。


 「恐れていることの99パーセントは起きない」

とも言われますから、そのほとんどは、やはり
「無駄な勘ぐり」の可能性が高いでしょう。

それを「勘ぐる」ことで、
わざわざ恐れることを「引き寄せ」てしまい、

それが起きる確率を上げているとしたら、
何をしていることかわかりません。

 「考え過ぎない」「勘ぐり過ぎない」

これは、「自滅」を避ける方法です。

どれくらい素直に受け取っているか?!
一度、セルフチェックしてみてください。


□■ 今日の一転語 ■□
    「恐れていること」の
    99パーセントは起きない。



⇒ 「人生好転」メールマガジン


⇒ リーダーのための 『仕事の課外授業』