息子がお母さんだけに言っとくね。
なになに
この間から主人が好きな近所の焼き鳥屋さんに行きたいと言ってた。
なんでだろうと思ってたら・・・
冒頭のお母さんだけに言っとくね。だ。
主人はこの10月で還暦になる。
そのお祝いをその場所でしたいのだと言う。
確かに子供たちがまだ小さかった頃もよく行ったし、
子供たちは思い思いの飲み物を注文。
最後にアイスを付けてもらったっけ
そして最近はなかなか行けずにいたし。
帰省もそれのためだけに来たらしい。
そういえば、お土産にウイスキーを持ってきたっけ。
どうやら奮発したらしい。
私にはなかった。
今日には帰ってしまうので、
昨夜、主人の仕事り終わり次第、行く予定だったが、
終わりが思いのほか遅く、帰宅が22時
食べずに待ってたが、行く話は流れた。
「しゅあーない」と息子。
主人は息子の思いを知らないから、
普通だった。
でも私は気が気ではない。
せっかくの息子の思い・・・
主人に届けたい。
今日はもう帰るということだったが、
今夜なら主人もお休みだから、
明日、帰ることにするのはどう？と提案。
じゃ、早朝に帰るわ。
お昼に、息子が食べたいと言ってた、餃子を作った。
100個。こんなに作ったのは久しぶり。
焼きあがると同時に食べてく。
餃子を皆でもりもり食べた後、
お店に予約。
が、思い届かず、お店はお休み。
明日ならやってるって。
「しゅあーないな」と息子。
なら、すぐ帰ると、帰ってしまった。
主人も普通に、また行くからと。
私の中には、主人に伝わってない息子の思い、
届けたいけど、
『秘密』にしておいた方がいいんだよね。
その時がまた来るまで。