こんばんは、philosophiaです
今日は、『源氏物語』つながりでドナルド・キーンさんを
ご紹介したいと思います。
- ドナルド・キーン著作集〈第1巻〉日本の文学/ドナルド キーン
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ドナルド・キーンさんと『源氏物語』との出会いは、
アーサー・ウェーリー著 『The Tale of Genji』 だったそうです。
世界に初めて紹介された英語の翻訳本となります。
大英博物館の東洋版画部門の学芸員だったアーサー・ウェーリー氏は、
海外に流出していた「源氏絵」の窮地を救った功績は偉大ですね。
ドナルド・キーンさんは、 『The Tale of Genji』 に感動し
漢字と日本文学にとても魅了され来日にいたったそうです。
谷崎潤一郎をはじめとして当時の文人たちとも交流があり、
昨年の東日本大震災をきっかけに日本永住を決断され
帰化申請されたそうです。
(日本名:鬼怒鳴門:キーン・ドナルド)
今回、新潮社から昨年12月より15巻予定で刊行されている
『ドナルド・キーン著作集 』 (第一巻:日本の文学)を読んでいて
日本人の美意識について古典文学作品を通じてとても造詣が深く、
「日本人よりも日本人らしい」かもという感想をもちました。
世界では、健康に良い日本食ブームも手伝って、日本への関心が
高まっているようです。
例えば、「BONSAI」や「ZEN」などは、かなり浸透しているみたいです。
「絆」という言葉が易きに乱用されているにつけて思うに、
織物と同じように、ヨコだけに拡散するのではなく、
タテ(=日本人のアイデンティティ)と編んでいく必要を
感じました。
そのためには、日本人一人ひとりがもっと先哲の言葉や智恵に触れ、
深く理解して次世代に伝えていく責任があるように感じました
「十五夜」さんのリンク
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