【社会的責任】Vol.439 | philosophia(philos愛好する+sophia知)→学問愛のブログ

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知的好奇心の探究カフェ~人間哲学の散歩道~

今日より、ドラッカー博士の名言の中で、


【社会的責任】に関するシリーズを


抜粋していきたいと思います。


お昼のこの時間にちょっとだけ、含蓄のある言葉に触れ、


午後からのお仕事に勢いをつけるアップペースメーカーフラッグとして


【知的好奇心の探究カフェコーヒー~人間哲学の散歩道~】に


おつきあいくださいひらめき電球








企業は社会と経済のなかに存在する。


ところが組織の内部にあっては、


あたかも真空に独立して存在していると考える。





『マネジメント』より





コメント:『現代の経営』では、違う表現で


「マネジメントは、その重要性、存在感、発展ぶりにも


かかわらず、社会の基本的な機関のうち最も知られず


最も理解されていない」



「責任ある地位にある者を含めて、他のことには詳しい


知的な人たちが、役員室や役員フロアでなされていること


については、まるで中世の地理学者が、一つ目人食い人種や


不死鳥、一角獣の地としてアフリカを思い描いたのと同じように


単に想像するにとどまっている」と、かなり皮肉っぽく語られている。



つまり、マネジメントが、”事業に命を吹き込むダイナミックな存在”


であり、そのリーダーシップなくして、生産資源が資源にとどまり


成果をあげることはできない、といっていることと同義と考える。