今日より、ドラッカー博士の名言の中で、
【社会的責任】に関するシリーズを
抜粋していきたいと思います。
お昼のこの時間にちょっとだけ、含蓄のある言葉に触れ、
午後からのお仕事に勢いをつけるペースメーカー
として
【知的好奇心の探究カフェ~人間哲学の散歩道~】に
おつきあいください
企業は社会と経済のなかに存在する。
ところが組織の内部にあっては、
あたかも真空に独立して存在していると考える。
『マネジメント』より
コメント:『現代の経営』では、違う表現で
「マネジメントは、その重要性、存在感、発展ぶりにも
かかわらず、社会の基本的な機関のうち最も知られず
最も理解されていない」
「責任ある地位にある者を含めて、他のことには詳しい
知的な人たちが、役員室や役員フロアでなされていること
については、まるで中世の地理学者が、一つ目人食い人種や
不死鳥、一角獣の地としてアフリカを思い描いたのと同じように
単に想像するにとどまっている」と、かなり皮肉っぽく語られている。
つまり、マネジメントが、”事業に命を吹き込むダイナミックな存在”
であり、そのリーダーシップなくして、生産資源が資源にとどまり
成果をあげることはできない、といっていることと同義と考える。