2024年に何故か書いてて投稿してませんでした。



 

全治2ヶ月ですね
 
 
 
嘘でしょ、今グループの大切な時なのに
 
 
 
「もっと早くなりませんか」
 
 
 
『美音ちゃん、それは無理だよ』
 
 
 
「茂木さんだってわかってるでしょ!
今AKBはギリギリの所にいるの
抜けるわけにはいかない!」
 
 
 
茂木さん困った顔してる
 
 
 
『先生、歩けるようになるのはどれくらいですか?』
 
 
 
ギプスを外してから筋力を少しずつ戻して歩くと言うことなら1ヶ月と少しくらいかと
ダンスをということならもっとですね…
 
 
「そんな…」
 
 
 
『わかりました、ありがとうございました』
 
 
 
茂木さんに車椅子を押してもらい病院を後にする
 
 
タクシーに乗る時に抱っこされたりいつもなら嬉しいことも今は全部いやだ
 
 
でも、そうしてもらわないと何も出来ない自分が嫌になる
 
 
 
 
『とりあえずここ座ってなね』
 
 
 
私の機嫌が悪いことに気付いてるのにそばにいてくれない
 
多分八つ当たりしちゃうと思うけど
 
 
テキパキと家事をこなす茂木さん
 
 
 
『手の届くとこに色々置いといたから、ごめんけどちょっと出掛けてくる』
 
 
 
「え、待ってよ…」
 
 
 
『ん?なした??』
 
 
 
「なん、でもない…」
 
 
 
呆れられちゃったのかもしれない
 
引き止めたいけどさっきまでの態度してたら言っちゃいけないよね
 
 
 
『うん、じゃ!いってくるね』わしゃわしゃ
 
 
 
 
はぁー、本当にどうしよう
 
 
とりあえず秋元先生に連絡しなきゃ
 
 
Prrrr
 
 
 
「向井地です…すみません。本当に」
 
 
 悪いことをした訳じゃないんだ
 謝ることじゃない
 無理に出社しなくてもリモートでできるものはリモートにしなさい
 
 
 
「はい、ありがとうございます。失礼します」
 
 
 
また引きこもり生活かー
 
 
 
1人、か、、
 
 
 
「あ、ヤバいッ!!」
 
 
 
部屋にもどる手前で見事に転んだ
 
 
立ちたくても上手く立てなくてそのまま動けなくなった
 
 
 
痛いよ、寒いよ、
 
 
 
もぎさん、、、助けて
 
 
 
 
 
…………………………………………………
 
 
 
 
『ただいまー、、って、え!!!美音ちゃんこんなとこで何してんの??』
 
 
 
 
「寒い、、痛い、、痛いよグスッ」
 
 
 
もぎさんが帰ってきてくれたら涙が止まらない
 
 
 
あっという間に抱きかかえてくれて首にしがみついて泣きじゃくる私
 
 
 
『一回座って痛み止め飲もう?』
 
 
頭では分かってるのに涙も止まらなければ抱きつく腕も強くなるばかり
 
 
 
「いやなの!
何で聞いてくれないの!
なんで私置いてったの!」
 
 
 
『うぇ!何事!?』
 
 
 
怒ってるのに泣いてて止めたいのに止まらなくて酷いこと言ってるのわかってる
 
 
 
『よしよーし…』
 
 
 
痛み止めもらって飲んで毛布にくるまってそばにヒーター
 
 
 
『どこにも行かないから安心してよー』
 
 
 
「だって、、さっきは、、置いてった」
 
 
 
『あー、メイクポーチとか服とか全部取りに行ってたんだよ
美音ちゃん家に置いてあるといっても流石にたりないからねwww』
 
 
 
「ってことは…」
 
 
 
『仕事ない時はここにずっといるから
そんな泣きながら怒らないでよ』笑
 
 
 
さっき泣いた私の涙腺は止まることを知らずまた涙が溢れ出す
 
 
 
茂木さんに抱っこをせがみ肩口に顔を押し付けて泣いた
 
 
 
『よしよーし、』
 
 
 
 
ずっと頭を撫でてくれて痛み止めが効いてきたのか眠くなってきた
 
 
 
でも寝たらいなくなるんじゃないかって怖くて必死に起きてようとしてたら
 
 
 
『ちゃんといるから』
 
 
 
欲しい言葉をくれた茂木さんの優しい声を聞いてすぐに寝てしまった