K balletのクレオパトラの余韻に浸っています…♡ | ミリィのプチセレブデイズ

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文化の日にフェスティバルホールで行われたKのクレオパトラにいってきました!
昼公演はのぞ様、夜公演はせなさんだったのですが、夜公演は熊様がジュリアス・シーザー役ででるというので、絶対に行くなら夜!!!と思って必死でチケット取ったよ!
即完売のプラチナチケットとなったこの熊様出る方のクレオパトラ。
必死で1階席真ん中よりもちょっと後ろだけど真ん中辺りの席のチケットを確保したのが数ヶ月前。
確か6月か7月。
ずっと楽しみに待っていました!!!
途中忘れそうになってたけど(笑)
ここしばらくのKのSNSがクレオパトラ一色だったので気持ちも最高潮に盛り上がっていました。



元々は中村祥子さんのために作られたと言われているKバレエのクレオパトラ。
Kの完全オリジナルというすごい舞台。
今回のキービジュアルは日髙世菜さんでしたが、せなさんイメージそのままだったので祥子さんも確かにイメージそのままだけどせなさんなんてめっちゃはまり役だろうなぁ…と思っていました。
逆にのぞ様とかはこの前のロミジュリのキービジュアルそのままだったよね。
もう一人の紫織さんは紫織さんであの大手術から復帰したとこ観たかったよねぇ。
のぞ様バージョン観た友達とかはのぞ様の新境地を垣間見た!といってめっちゃ盛り上がっていたので、のぞ様はのぞ様ですごかったんだと思うけど、せなさんはクレオパトラそのままでした。
もう、ハマりすぎてハマりすぎて。
もちろん、醸し出す雰囲気がクレオパトラまんまというだけでなく、手足が長くてしなやかな肢体だけでなく、確かな技術力と表現力。
今の日本国内にいる女性ダンサーで、最も技術力が高い一人だと思っているので、安心してみていられます。
クラシックの要素だけでなく、フロアワークなどもめっちゃあって見応えたっぷりの舞台でした。
お衣裳に関して言うと、女性陣チュチュゼロでした。クラシックチュチュだけでなくロマンティックチュチュもいなかった。斬新!
クレオパトラのお衣装はキラキラのフリンジのようなものがついたレオタードがベースなのかな。
フリンジ部分は取り外しができるみたいで、つけているとドレスみたいに見えるのですが取った時は大抵ベッドシーン。
そういう場面を演出するためのお衣裳だったんだと思います。
絶世の美女と言われたクレオパトラだけあって、男性遍歴がかなり入り乱れていて、そういうシーンを表現するところも多かったのだけれど、すごい表現力でオシャレに見えちゃうのがすごいなぁと感動しました。

オクタヴィアが成田さやさんだったんだけど、さやさんもクレオパトラのイメージハマるよなぁって人なのにもかかわらず、真反対のオクタヴィアの可憐な雰囲気がとっても可愛かった。
途中、女性バリエーションが4人入るのですが、どれも難易度高そうなバリエーションだったなぁ。
今Kで最も売出中、最近チャコットのイメージモデルもやってる岩井優花ちゃんが第1バリエーションだったのですが、急遽美奈さんに変更になってて。
美奈さんファンのアタシとしてはラッキーだったのですが、怪我って書いてあったので優花ちゃん大丈夫かな?心配…

そして男性陣。
プトレマイオスの幼い感じを吉田周平くんがめっちゃ上手に演じていて、更に選ばれし男娼の廉くんがかっこよすぎ!からスタートし。
ガイドの酒匂麗さんの動きがコミカルで楽しかったし、何より娘ちゃんの圧倒的推しの雅也さんのオクタヴィヌアスが強くてかっこよすぎた!
娘ちゃんは雅也さんのことが好きすぎて、観に行く数日前からテンションおかしかったですからね。
いつか雅也さんと踊れたらという遥か遠い夢を抱きながら毎日レッスン頑張ってます(笑)
娘ちゃんがパ・ド・ドゥ踊るくらいの年齢になったら、もっと年が近いスターがきっと出ているよと言ってるのですが、まぁ彼女は雅也さんが好きすぎるのでそんな夢を持って頑張れるならそれはそれでありかなと思っています。

最後に。
熊川哲也さん。
今回のクレオパトラの公演が発表された時に、数年ぶりに舞台に立つという発表もされて周囲を驚かせたのですが、役柄がジュリアス・シーザーだったので、大して踊りはないと聞いていました。
それでも舞台に立ってくれるところを多くの人が観たいがために、実は今回のチケット昼公演よりも2,500円夜のほうが高かったんですよね。それでも即完売だったけど(笑)

あんまり踊りがないということは、ジゼルで言ったらバチルド、眠りでいったら王様王妃様、白鳥でいったら女王様、良くてくるみでいったらお父さんお母さん、ドンキでいったらドン・キホーテみたいな役どころかなぁ…と思っていました。
存在感はあるし演技はするけど大して踊らないってとこね。

でも実際は。
めっちゃ踊ってくれるやん!登場時間もめっちゃ多いやん!リフトしまくるし、まだアントルラッセそんなに飛ぶんかーい!みたいな役どころでした(笑)
もう、たまらなかったです。

熊様もう50歳で、ブランクもそれなりにあるのに…
いつレッスンしているんですか、ホンマに。
もう50歳なんていうのが失礼極まりないということがよくわかりました。
まだ50歳だよ!現役だよ!
せなさんとは親子ほど年が違うのにお似合いだったよ!!!(笑)


もう感動しかなかったです。舞台セットも超豪華で、演出もすごかった。
Kは熊様のこだわりで頑なにデジタルを使わないで表現したいと言っていますが、最近はどの舞台もプロジェクションマッピングとか使いながら演出するものが増えている中、豪華なセットで圧倒的な奥行き感を作り出しながら作り上げているお金の掛かった舞台だなぁ…というのを実感させられます。
カーテンコールもすっごい多くて楽しかった。
熊様のおちゃめなサービス盛りだくさんで、もうすごい夢のような時間を過ごさせていただきました。



Kのオリジナルと言えばカルメンの映画上映がもうすぐ始まりますね。
全国のユナイテッド・シネマにて11月18日~12月1日まで上映です。
娘ちゃんが絶対観に行きたいと言っているのですが、11月末にコンクールがあって、レッスン詰め込まれているので行く暇あるか…
カルメンは、中1くらいの時に闘牛士のテーマを床の曲で使っていたのでアタシも思い入れがあります。
行きたいけど、大阪だと枚方か岸和田か…
大阪市内ならなんとか予定立てていけたかもだけど時間的にいけるかなぁ。
なんとか調整できるか頑張ってみたいと思います。


Kバレエカンパニー