セラピーメイクの取材を受けました。
医療・介護分野で必要になってくるであろう
化粧や美容を活用したケアの一つ。
活動時の留意点なども盛り込みました。
「セラピーメイク」
「メイクセラピー」
「化粧療法」
「ケアメイク」
「美容ケア/化粧ケア」
「アピアランスケア」
様々な用語で、様々な活動がありますが、
定義や対象、目的、実習場所、施術する側の資格の有無など、統一されていないのが現状です。
保健・医療・福祉領域でのこうしたケアは
今後、整備されていくと思います。
※『アピアランスケア』はがん治療領域において研究と実践活動が両輪で行われ、支持療法として確立されてきています。『化粧療法』との関連性はまだ検討が必要そうです。
(参考:臨床で活かす がん患者のアピアランスケア,2017)
私も「ケアとしての化粧とは何か」を
看護学の分野から明らかにしていくため
現在、大学院で学んでいます。
化粧や美容の歴史や定義
ケアという用語にある背景や理論
看護の本質
それぞれ一つ一つを解き明かし、
化粧や美容を通じた外見ケアが
医療・看護・福祉のスタンダードケアとして確立するよう
実践と研究を進めていきたいと思います。
NOTICE
メイクセラピスト
大平 智祉緒