みどりの光 先週の土曜日、森美術館に行きました。日本人とオーストラリア人のユニット、米谷健+ジュリアによる、ウランガラスとブラックライトを用い、緑色に光るアリの形を模した立体作品《生きものの記録》を紹介します。オーストラリアの先住民族アボリジニによる未来への警笛とも解釈できる神話「緑アリの教え」の調査を経て制作され、原水爆の恐怖に怯える男性を描いた黒澤明の映画「生きものの記録」からタイトルを引用した本作は、放射能に対する作家の問題提起であるといえるでしょう。それは素晴らしいと思います。