マミー&ミーピアノのホームページに
ご訪問ありがとうございます
本日は、
秋山徹也先生のコンペ課題曲アナリーゼ講座がありました
秋山先生のアナリーゼは明快でわかりやすく
かつ、今回はA1(小1.2)~C級(小5.6)の楽曲だったので
さほど入り組むこともなく、
わたしも頭の中が整理されてすっきりしました
近現代の曲を和声分析していると
いくつもの選択肢ができてしまい
悩んで手が止まることもありますが
解釈を導く考え方のヒントもいただき、
貴重な収穫となりました
今日のセミナーで
縮節
という言葉が出てきました。
同じフレーズを何度か繰り返すとき(ゼクエンツとか)、
何回目からかは、全てを繰り返さずに
フレーズの一部のみ(大体は後半部分)を切り取って
繰り返すことです。
クレッシェンドと一緒に使うと
切迫感や、たたみかける感じ
デクレッシェンドと一緒に使うと
遠ざかる感じや一点に凝縮されていく感じ
がでます。
音で表すと、こんな感じ
ドレミファソ(繰り返しのもとになるフレーズ)
ドレミファソ(まるっと全部繰り返す)
ミファソ(もとのフレーズの後ろ半分だけ繰り返す)
ミファソ
ミファソ
小さい子が弾く楽曲で、かつ古典・ロマンあたりだと
クレッシェンドと併用のことが多い印象です。
近現代だとデクレッシェンドと併用で
ささやきながら消えていくようなニュアンスも
よく見られるかな
小さい子に縮節のイメージを体感してもらうのに
わたしがよく使うのが、
お母様のお説教のたとえ話
〇〇ちゃんは部屋でマンガを読んでいます。
するとママが、
宿題もやりなさいよ~
と声をかけました。
〇〇ちゃんは
う~~ん
といっただけで、やりませんでした。
ご飯を食べ終わってテレビを見ていると
ママがまた、
宿題やりなさいよ
と声をかけました。
今度はちょっとイラっとしてます
でもテレビの続きが見たかった〇〇ちゃんは、
テレビ見終わったらやる
と言って、すぐにはやりませんでした。
さて、もう寝る時間になったころ
◯◯ちゃんは、
宿題をやっていないことに気がつきました
慌てる〇〇ちゃんに、ママは言いました。
ママ、宿題やりなさいっていったよね?
ママ、宿題やりなさいっていったよね
いったよね
いったよね
いったよね
言われたことも、
言ったこともある方も多いのではないでしょうか
あるある~~!と
だんだんと圧が増す縮節の効果を
一発でわかってもらえます
縮節にはダイナミクスの指示が書いてあることもありますが、
生徒さんによっては見落としたり、
付け忘れたりすることもあります
が、この説明で腑に落ちると、
それからは絶対忘れず、
感情(実感?)を込めて弾いてきます
なんなら、別の曲で縮節が出てきても、
わたしの注意なしで、自分なりに解釈してきます。
生徒さんの頭に刷り込むためには
インパクトが必要ですから、
先生の演技力も大事
楽しい、うれしい、かなしい、絶望などなど
いろんなバージョンで楽しんでください
心のこもった贈り物をいただきました
久遠チョコレートは、
生徒のお母さまが行ってみたかったお店だそうで、
TVカンブリア宮殿で取り上げられたのを
観たことを思い出しました。
なんとなくですが、
材料のせいだけでなく、
人の想いでおいしさが増している気がします
(わたしの説明ではわからないと思うので、ぜひお買い求めくだされば…)
家族のお祝い事の席にと、
ノンアルコールのスパークリング(などなど)をいただきました
我が家のプライベートなことなのに
自分のように喜んでくださって、
本当にありがたいです
元気をもらったので、
レッスンで生徒さんに還元します
<ピアノ教室へのお問い合わせ>
ホームページのお問い合わせフォームから
公式LINE
(下のボタンをクリックすると、個人でメッセージのやり取りができます。内容は他の人に見られることはありません。)