なぜ、私達女性は化粧をするのでしょうか?
健康な身体であれば、肌も髪の毛もきれいなはず、ローションも乳液もファンデーションだって必要ないはずです。
でも、18歳以上で、スッピンが通用する人の方が少ないのが現実。
やはり、少しの上質な化粧品はあった方が良いと思います。
なぜって、私達女性は男性に比べて皮脂の分泌が少ない上、加齢により、皮脂はさらに激減します。皮脂は私達のお肌を守る天然のクリームですから、
少ない物は補わなければいけませんよね。乾燥やシワを防ぐ為に皮脂の代用として化粧品を使うのです。
また、害のない物であれば、メイクアップという魔法で、美人に変身することも出来ます。
かくいう私も写真の『中野ちさと』になるには、約50分を要します。(笑)
ただし、あくまでも、日々使う化粧品が肌への害が無い!もしくは極力少ないことは最低条件でしょう!きれいになりたくて使っている化粧品が、かえって有害だったら?!何の為にお化粧をするのか?本末転倒になってしまいます。
私が化粧品の内容成分にこだわりを持つようになったのは、20才位の頃です。高校を卒業し、晴れて堂々とメイクアップが出来るようになった私は、片っ端から,憧れの高級化粧品を使いはじめました。香り良し、パッケージ良し、ドレッサーの前は様々な化粧品で溢れかえりました。ある日、突然肌荒れが始まりました。どんなクリームをつけても、かさかさは悪化するばかり、ついには赤くかぶれ、痒くてメイクどころではありません。皮膚科に駆け込んだ私に下された診断は化粧品かぶれ。一切の化粧品の使用を禁止され、今考えるとおそろしいステロイドの服用と、塗布を繰り返す日々が始まりました。
その頃からモデルの仕事を始めていた私にとって、肌のトラブルは最大のピンチです。仕事柄、お化粧をしない、出来ない、はあり得ません。
皮膚科の薬をクリーム代わりにし、その上から赤みを隠す為に分厚くファンデーションを塗る。などという信じられないことを繰り返していました。
だましだまし、やり過ごした肌トラブルはステロイドの副作用でさらに深刻な事態へと突入したのです。
続く、、、、、、。