フィリピンで英語を3か月勉強してから、オーストラリアにワーホリビザで入国した生徒さんがいるのですが、出発日にマニラ観光をしていたところ、タクシーに携帯を忘れるというアクシデントが![]()
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一緒にいたお友達の携帯を借りてコンタクトが取れたので、空港でのチェックイン等は何とかなりましたが、オーストラリアの入国手続き時には携帯が無い状態で入ってきたのでかなり不安だったと思います。
そんなこともあるのでこれからオーストラリアに行く方には、出発前に一度入国審査のことをチェックしておいてもらえたらと思い、今回はオーストラリア出発への準備から入国手続きや入国カードの記入方法まで書いてみたいと思います。
事前準備が成功のカギ!出発前に確認しておきたいこと
まずは、日本を出発する前に準備しておくべきことを確認しましょう。
有効なパスポートの確認
残存有効期間が、オーストラリア滞在予定期間+α(通常6ヶ月以上が推奨されます)あるか確認しましょう。
ICチップ搭載のパスポートが推奨されています。
有効なビザの取得
留学期間に応じた適切なビザ(学生ビザなど)を必ず取得しておきましょう。短期(3か月以内)の方はETA(電子渡航認証)を必ず取得しておいてください。
ビザの発給レターは印刷しておくか、スマートフォンなどでいつでも提示できるよう準備しておくと安心です。
航空券の予約
往復の航空券、またはオーストラリアから出国する航空券(第三国への航空券など)を予約しておきましょう。
海外旅行保険への加入
万が一の病気や事故に備え、海外旅行保険への加入は必須です。学生ビザの場合、OSHC (Overseas Student Health Cover) への加入が義務付けられています。OSHC以外にも、より手厚い補償を希望する場合は、別途海外旅行保険への加入を検討しましょう。
滞在先情報の把握
入国カードに記入するため、初日に滞在する場所の住所、連絡先を控えておきましょう。学校からの入学許可書やホームスティ先の詳細などは念のため印刷しておきましょう!(今回の学びより強く推奨します!
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現金とクレジットカードの準備
到着後の交通費や食費などに備え、少額のオーストラリアドル(AUD)と、クレジットカードを準備しておきましょう。こちらのブログでもご案内していますのでチェックしてみてください。
重要な書類のコピーとデータ保存
パスポート、ビザ発給レター、航空券などの重要書類は、コピーを取っておくか、PDFなどでスマートフォンやクラウドに保存しておくと、万が一の紛失時に役立ちます。
機内で配られる入国カード「Australian Border Force Passenger Card」の記入方法について
飛行機内で、客室乗務員から「Australian Border Force Passenger Card」(通称:入国カード)が配布されます。これは、オーストラリアに入国する際に提出が義務付けられている税関申告書も兼用の重要な書類です。
日本からの直行便を利用した場合は日本語の入国カードも配られますが、第三国を経由便を利用してオーストラリアに到着する場合は、英語の入国カードしかないのが普通です。下の記入例は日本語のものですが、英語のものも質問内容、順番などはまったく同じなので、下の日本語のものを参考に記入すればOKです。
心配であればオーストラリア国境警備隊の公式WEBより入国カード日本語サンプルがゲットできますので、それを印刷してあらかじめ記入しておいたものを見ながら飛行機の中で書くと良いかと思います。オーストラリア国境警備隊の公式WEBの
検索のところにipc sample Japaneseと入力すれば出てきます。
機内でもし書き忘れたとしても、また第三国を経由して英語しかなく不安な場合、入国審査前に予備のカードが置いてあり記入できる場所がありますのでそこで携帯をWifiにつないで英語を調べながら書くこともできます。
以下に、記入例を示します。ボールペンで、楷書ではっきりと記入しましょう。

表面
姓 パスポートと同じ姓
名 パスポートと同じ名前
パスポート番号
搭乗便名(カンタス=QF、JAL=JL、ジェットスター=JQなどの搭乗券に載っています)
滞在先ホテルの住所(知人宅の場合はその住所等)※滞在先の住所はチェックしておくことをお勧めします!
州(ニューサウスウェールズ=NSW、クイーンズランド=QLD、ビクトリア=VIC、西オーストラリア=WA、南オーストラリア=SA、ノーザンテリトリー=NT、キャンベラ=ACT)
向こう1年の質問 1年以上滞在予定の方ははいにチェック。そうじゃない方はいいえにチェック。
結核&犯罪について 質問事項に当てはまらない場合はいいえにチェックしましょう。
右上質問事項に当てはまらない場合は全ていいえにチェックしましょう。
右下署名欄 パスポートと同じ署名
署名 記入日の日付 オーストラリアは日・月・年の順番です。例2025年7月30日→30/07/2025

裏面
滞在するホテルやホームスティ先の電話番号・住所・自分のE-mailアドレス
(知人宅の場合はその電話番号等を記入。)オーストラリアの電話番号は+61スタート
緊急連絡ができる相手の連絡先 日本の電話番号は+81スタート
飛行機に搭乗した国。日本からの直行便ならJAPAN・経由なら経由した国を記入。
職業の記入。(例 学生:STUDENT・主婦:HOUSEWIFE・会社員:OFFICE WORKER/OFFICE CLERK/COMPANY EMPLOYEE・医者DOCTOR・技師:ENGINEER・自営業:PROPRIETOR・無職:NONE )
パスポートに記載されている国籍を記入。国籍が日本ならJAPAN。
パスポートに記載されている生年月日を記入。
渡航目的に応じてチェック。( 観光、ワーキングホリデーの場合はBにチェック。今わかってる大体の滞在期間を記入ご、自分の移住国と記入、目的にチェック。)
入国カードの記入ができたらパスポートと手荷物を持って飛行機を降ります。
オーストラリア到着後、入国手続きはいくつかのステップに分かれていますので、順番に解説していきますね。
ステップ1:入国審査場へ移動
飛行機を降りたら、「IMMIGRATION」や「PASSPORT CONTROL」といった案内表示に従って、入国審査場へ進んでください。
ステップ2:スマートゲート(SmartGate)を利用してセルフ入国審査
入国審査場には、「ePassport Self-Service」または「SmartGate」と表示された自動入国審査機(スマートゲート)が設置されています。シドニー、ブリスベン、メルボルン、アデレードの主要空港では、降機ゲートから審査場へ向かう途中にもスマートゲートが利用できる場合があります。
パスポートを挿入し、画面の指示に従って質問に答えていきます。
手続きが完了すると、チケットが発行されますので、パスポートと一緒に忘れずに受け取ってください。
【注意点】
16歳未満のお子様はスマートゲートを利用できません。有人の入国審査カウンターへ進みましょう。
ステップ3:顔認証ゲートを通過
スマートゲートで発行されたチケットを使って、パスポートの顔写真と照合するゲートを通過します。
発行されたチケットをゲートに挿入してください。
顔認証が行われ、問題がなければゲートが開きます。
これで入国審査は完了です。続いて、荷物受取所(Baggage Claim)へ移動します。
ステップ4:手荷物の受け取り
到着した便名が表示されているモニターを確認し、指定されたターンテーブルで預けた荷物を受け取ってください。
ステップ5:税関審査
いよいよ最後のステップ、税関審査です。申告する物の有無によって進むルートが異なります。
申告する物がない場合:
緑色のランプと「Nothing to Declare」の表示があるゲート(またはカウンター)へ進みます。係員がいる場合は入国カードを見せ、指示に従ってください。通常、問題がなければそのまま通過できます。
申告する物がある場合:
赤色のランプと「Goods to Declare」の表示があるゲート(またはカウンター)へ進みます。係員の指示に従い、X線検査、探知犬による検査、荷物の目視検査などが行われます。
ステップ6:到着ロビーへ
税関を通過すれば、ようやく到着ロビーです!
空港ピックアップをお申し込みであれば学校とあなたのお名前が書いてあるボードを持ったスタッフがお待ちしています![]()
これでオーストラリアへの入国手続きはすべて完了です。
ワクワクドキドキですが大まかな流れを事前に把握しておけば大丈夫だと思います♪
どうぞ、素晴らしいオーストラリア滞在をお楽しみください!
↑ジェミニに作ってもらいました![]()
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