大学生になった娘が先週、友達の受験の相談に乗っている様子を見かけました。「比べても仕方ないよ、その子とあなたは違うから」と、軽やかに言っていました。

 

その言葉を、私は14年間言えませんでした。

 

バレエ経験のない私は、娘の踊りを他の子と比べる物差しを持っていませんでした。だから比べなかった、というより比べようがなかったのです。

 

代わりに責めていたのは、いつも自分でした。「もっと調べておけばよかった」「あの時ああ言うべきだった」。矛先は娘にも、他の子にも向かず、いつも自分に返ってきました。

 

それは優しさに見えて、正直しんどい14年でもありました。でも今振り返ると、迷いを自分の中だけで処理していたぶん、娘の前では迷いを見せずに済んでいたのかもしれません。

 

その頃の私が何を頼りに判断していたか、上に記録として残しています。

 

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