小学校に上がる頃には、バレエは娘にとって「習い事」ではなく、生活の一部になっていました。

レッスンのある日は、学校から帰るとすぐに着替えて出かけていきます。休みの日も、部屋の隅で誰に見せるでもなくストレッチをしている姿を、何度も見ました。

親として、少し驚きました。私はここまで何かに夢中になったことがあっただろうか、と。

同時に、不安もありました。この熱量がいつまで続くのか、私にはまったく見えなかったからです。

続けるかどうかを決めるのは娘で、私にできるのは送り迎えと、見守ることだけでした。その頃の私は、まだそれで十分だと思っていました。