中学に上がった頃、鏡の前に立つ娘の背が、いつの間にか私を追い越しかけていました。

 

腕が伸び、脚の線が変わり、去年までのレオタードの丈が合わなくなっていく。本来なら「大きくなったね」と手放しで喜べることのはずなのに、バレエの世界では体つきの変化がどこか歓迎されにくい空気がありました。私はそれに気づくたび、戸惑いました。

 

先生は無理なダイエットを勧めることはなく、食べる内容とタイミングを一緒に考えるやり方で娘に接してくれました。私も、育っていく体を「隠すもの」ではなく「育っている証」として見ようと決めました。

 

体形には個人差があります。うちの娘の場合はそうでした、というだけの話です。でも、あの頃どう体と向き合ったかが、後になって別の場面で娘を支えることになるとは、当時の私は思ってもいませんでした。

 

その先の話は、上の記録にまとめています。

 

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