進路相談の窓口で、担当の先生が来年の予定表を差し出しました。

 

「塾」「予備校」「週何回」——欄はいくつもあるのに、娘はペンを持ったまま、しばらく何も書けずにいました。バレエをやめた

ばかりで、埋めるべき場所がまだどこにも無かったのです。

 

家に帰ってから、私はその空白をどう呼ぼうか考えました。「浪人」と呼べば、失敗の続きのように響きます。でも「ギャップイヤー」と呼んだ瞬間、同じ空白が、次に進むための準備期間に変わって見えました。

 

呼び方を変えただけで、娘の一年の意味づけがこんなに変わるとは思っていませんでした。その一年をどう過ごしたか、

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