あなたは覚えていないかもしれないけれど、受験した6校の結果が出るたび、私は隣の部屋で息を止めていました。
全部、合格でした。
あなたはきっと、私が何か正しいやり方を知っていて、それに従わせたと思っているかもしれません。でも本当は逆でした。14年間、これでよかったのかを一度も確信できないまま、そのつど選んで、間違えて、また選び直していただけです。
正解を先に持っていたわけじゃない。迷いながら見つけた、うちだけのやり方があっただけです。
その手探りの記録を、4話にまとめて上に置いています。今どこかで迷っている誰かにも、届けばと思っています。

