「今日、みんなの前でプレゼンしたんだけど楽しかった」
大学の授業の話を、娘はそう言って笑いました。舞台に立つことがなくなって、もうずいぶん経った頃のことです。
正直、あの言葉を聞くまで、私はどこかで心配していました。照明も、音楽も、衣装もない生活で、娘から表現する場所が丸ごと消えてしまったのではないかと。
でも娘にとって「表現する」ことは、舞台の上だけの特別な行為ではなかったようです。人前に立って何かを伝えるという形に姿を変えて、ちゃんとそこに残っていました。
舞台を失った先で、娘がどんな一年を過ごし、何を見つけていったのか。その過程を、上に記録としてまとめています。

