初見法とはいえ、
学校の授業に初見法が無かったので
知らないのですが、
自己開発技ですが初見としては、
下準備がいる初見法があります
1:手抜き初見
少し大きめの音や
美しい音で普段から演奏をして
初見の時点ではそんなことしなければ初見力アップ
普段から意味があろうが、無かろうが休符を弾きます
スラーも守ります
初見の時点ではそんなことしなければ初見力アップ
休符なんざ、読み飛ばしてしまえ!
音がベロヨーンって伸びても気にしない
気にしなければ初見力アップ
普段から少し早いテンポで弾きます
初見の時点ではそんなことしなければ初見力アップ
ピアノならば、切って繋いでこだわって、
インスピレーションを大事にして
初見の時点ではそんなことしなければ初見力アップ
ピアノならば鍵盤を叩くのではなく
ハンマーを操作している事を自覚する
初見の時点ではそんなことしなければ初見力アップ
普段から楽譜を読むとき
音の高さと長さを読み
何調の何度の和音かを読み
グリッサンドやフォルテ、クレッシェンド等の記号に何の意味があるかを読んで感じ
音程を徹底的に聴く為に楽器と一緒に歌ったり
重なった音をずらしたりして、音程を聴くようにして
ゼクェンツはどこか?フレーズはどこかを読む
初見の時点では音の高さと長さしか読まなければ初見力アップ
等が手抜き初見でした。
2回目になったら、少し情報を増やして
も良いかもね
2:先読み初見
楽譜を読むとき、今を弾いていて
今を読むのではなく
今を弾いていて、少し先を見る
先を見るためには、事前の準備練習として、
もうやったことある曲を先を読む
ギターを弾くのが難しいなら
楽譜の先を見ながらエンピツで机を叩いてリズムを打つのでも良いですね
とにかく、目が先を見る練習です
音楽自体が難しいならば、
芥川龍之介の羅生門や、宮沢賢治の注文の多い料理店等の読みやすい短編集等で
声に出して朗読して、目が先を読む練習をしても良いです
2拍先を見るならば、2分音符1個
4分音符2個、8分音符4個等のありがちなリズムのパターンを丸暗記してから、
2拍先を読む練習をしても良いです
初見の時点では先を読む
ヤバい!この場面は難しい!
そう思うなら今を見始める
ここは弾けそうだな
そう思うなら先を読む
と、まぁ、先読み初見
3:超絶技巧初見
絶対初見不可能な、人間の演奏力をはるかに超越した難しい曲を用意します。
楽譜を3枚コピーを取ってきて
1枚には、分析を書きます
どんな物語を書いても良いですよ
例えば「ここは、泥簿が宝石屋さんに入った所」その先は「ここは泥棒が警察に追いかけられてる所」
その先は「ここは泥棒が警察に捕まっちゃった所」
良い感じの物語ですね
では、その物語を楽譜に書きましょう
楽典は出来ますか?
音程問題が出来るなら、完全5度が何回出てくるか、数えてみたり
調判定が出来るなら何調か書いてみたり
楽語があるなら調べて、日本語でいう意味を書いたりして書いたり
非和声音や借用和音は分かりますか?
非和声音が分かるなら、
刺繍音を数えてみたり、
借用和音が分かるなら、臨時記号を見付けたら
何の意味が有って、その臨時記号が付いてるのかを書いてみたりしましょう。
ゼクェンツや、5.1.2.3なのか、何の高位体型なのかは分かりますか?
分かるなら、それらを楽譜に書きましょう
カデンツは分かりますか?
第1カデンツならばそれだし、アーメン終止ならそこもだし、半終止や偽終止、ピカルディ終止等が分かるなら、
その事を楽譜に書きましょう
1枚目の楽譜が書き込みで真っ黒になったはずですね?
では、コピーを取った2枚目のサラの楽譜を使って、
あくまでも数学的にリズムを考えて、メトロノームを使います
メトロノームとしては、ゆっくりから始めます
1:機械的に指の動きを考えてワンアクションで、どう動くかを考えながらメトロノームに合わせる
2:リズムを数学的に捕らえる、
それは4分音符100ならば、8分音符200
という感じで、あくまでも数学的にリズムを考えてメトロノームに合わせる
3:小さなアクションで、最短距離で動き、ちからを抜きながらメトロノームに合わせる
4:音色は聴いても悪くはない。
実音が残響に切り替わる点を聴いたり
どのぐらい芯のある音か聴く
どのぐらいの音量か聴きながら
メトロノームに合わせる
4:はどっちでも良いですよ。
メトロノームと演奏があったら1メモリ早くして
丁寧に丁寧に
弾ける度に1メモリづつ計りを上げます
16分音符が200になれば、数学的に見て8分音符が100のはずだから
そこから、また再び1メモリづつ計りを上げます
3連符が出てきたら、別に練習して、
メトロノームが4分音符を打つまでに早くなったら
他と合体させます。
楽譜には日記を書きましょう。
例えば、「○月○日晴れ、今日は8分音符132まで行きました」等が良いでしょう
運指も書きましょう
1.2.3.4
どこで肩を下げるか、
どこで胴体が右に寄るのか
どこで弦に触るのか
どこでヒジが先取りしてポジションチェンジするのか
鍵盤楽器ならどこで腰を回転させるのか
どこで座りながら足を引くのか
どこで次の鍵盤に触るのか
どんどん運指を書きましょう!
それらしいテンポになってきたら、
一旦、他の曲をやって、メトロノームに合わせた曲を忘れます
何年かして同じ曲のコピーを取った3枚目のサラの楽譜を取り出して見ると
絶対に初見不可能な曲の初見がハマります。
あとは、メトロノームいらないから
ゆっくりと音の高さを聴きながら
テンポにしたら、終わりだよ。
超絶技巧初見ですね。
4:理論初見
まずは目で予見
とりあえず調判定
調号はいくつですか?
次の調号は何ですか?
主和音と属和音は分かりますか?
平行調と属調は行きやすいので、
平行調に転調するなら属音が半音上がるはずですが?
属調に転調するなら属音の半音下の階名が半音上がるはず
次にテクニック確認
左手のコードは指の形を覚えていますか?
主和音と属和音は鳴りやすいはず
替え指は分かりますか?
オクターブ上がる、下がる替え指のコードは分かりますか?
鍵盤楽器なら調号を見て
どこが黒鍵なのか、他は白いとこ
次は何が黒鍵になりやすいか
把握してから、
そのまま弾くと初見力アップ
ってゆーか、初見じゃなくて、予見じゃね?
5: お友達初見
ピアノならばピアノ科
ギターならギター科
そのお友達に(先生でも可)楽譜の表紙を見せます
お友達に開始音を与えて
4:で使った理論初見の予見をしておきます。
開始音を与えられたお友達は「あの曲はこんな感じだったかなー」って思い出すはずなので、
その予測に同調し、シンクロしながら
楽譜を見て指を動かすと初見力アップ!
この、お友達初見はお友達と自分自身が
違う予測をすると、初見力が下がるので注意
初見法は自己開発したのは、これぐらいかな?
追記:
そう言えば、「なんらかの事情で曲を知っている時」初見力アップ!
リズム読まなくて良いじゃないですか