ゲームの曲です

ドラクエ3ですが、
キレイな曲です

そもそもゲームの曲はクラシックが使われやすい

やっぱり、お城で始まって、王様の話の聞いて、城の兵士の話し聞いて、宝箱開けて
とかやってたら、10~20分かかりますからね
その間中ずっと同じ音楽聴いてなきゃいけない

町に行っても、町の人の話し聞いて、買い物して、
10分ぐらいかな?
町のなかなら同じ音楽聴かなきゃいけないじゃん?

そうなると、ポピュラー音楽のように、パッと聴いた時はいいなとは
思うのだけど
すぐに飽きちゃう音楽じゃ
ゲームの曲には不向き

むしろクラシック音楽のように
一見して地味なんだけど
聴きのべりしない、繰り返し聴いて良さがわかるような
生命力の強い音楽が向いてるのです
それこそクラシックは100年でも200年でも聴かれる音楽ですからね

おおぞらをとぶという曲は作曲家の
すぎやまこういち先生の作品の中で最も人気が高く、


作曲家の下村陽子さんという人が

「私はこんなに美しい曲がかけたなら、いつ死んでもかまわない」

そこまで言わしめた曲ですね

世界を救う為に旅をする勇者のお話しで
6つの宝石を探して、伝説の不死鳥ラーミアを復活させて
その背中に乗って、大空を自由に飛び回り
空から魔王バラモスの城に乗り込む

そんな時に流れる音楽ですが、

実際に作曲者が空を飛んだ時に着想を得たらしいのですが、

空を飛んでるかはわからないが、
とにかくキレイです

それにしても、
ゲームはゲームでもドラクエ3だから
ファミコンですよ?

素晴らしいギターの音も
壮大なオーケストラも
美しいピアノの音色も何もない

ファミコンですよ?

ビロピロの電子音ですよ?

ただa mool というだけ
ミの次にレを置いて、次にソを置くだけ
最初のミが全音符で次の小節に8分音符1個、音がハミってるだけ

その音の長さと高さがあまりにも美しく
そんな曲が書けたなら、いつ死んでもかまわない。と、作曲を専攻して
それで生活してる人に言わせるなんて

たぶん、それは凄いことなんでしょうね

僕自身、ギター用に編曲はすでにしてあります。

演奏前にそこまで話すか?
どうでしょう?

演奏が、エピソードに負けるかも


ここまで、凄い曲目解説は、
自分自身にプレッシャーが大きいかも知れませんね

曲目解説するなら、多少は省略した方が良いんじゃないかな?