課題曲ワンポイントアドバイス ピアノデュオ部門 Cコース | カナデノワ ブログ

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●C1 ぼくの城
二つのパートの右手同士がお互いに寄り添うように、しっかりと音を聴きあって演奏しましょう。中間部は調性の変化をとらえ、雰囲気を変えてみてくださいね。後半、セカンドパートの左手に長く伸びるFの音はとても大切な役割を持っています。よく響かせてて、そのFの行き先を理解することが大事です。

 

 

 
●C2 わらの中の七面鳥
冒頭は、この後やってくる楽しい音楽のはじまりを知らせるようなイメージで、おもしろい和音を堂々と響かせましょう。5小節目からはセカンドパートの左手のリズムに乗って、スラーとスタッカートと混じったメロディを楽しく表現してくださいね。13小節目からはセカンドパートは裏拍で刻み、ファーストパートはシンコペーションが出てくるので、ここでリズムが崩れないように注意。強拍をしっかり意識すると良いでしょう。21小節目からは短調になり、メロディが低音で行われますね。それまでのスタッカートの感じとは違って、レガートで少し奇妙な雰囲気を表現してみてください。47小節目からの掛け合い、そしてフェルマータで伸ばす音や最後のタイミングなど2人の息をぴったり合わせて弾きましょう。

 

 

 
●C3 お金持ち
セカンドパートの左手、バスの音が曲全体の支えになっています。チェロのピチカートのようによく響かせてください。
冒頭のメロディは2小節がワンフレーズになっていますね。1つめ、2つめ、3つめと展開していく様子をしっかりと表現しましょう。後奏のpからfへのクレッシェンドは2人でバランスに気をつけて、息をしっかり合わせてくださいね。