5歳になる娘に
「おかあさんなんてだいっきらい！！」
と言われてもあまり堪えない。
毎回傷つく人もいるだろうな。
でも、大人だって誰かに対して
常に100の好きをキープできない。
自分にとって好きなところだけで
構成されている人はいない。
だいたいが天秤の好きと嫌いを
ゆらゆらと揺れているじゃない？
好きな人でも「ここ嫌いだなぁ」と
思うことがあるのは当然で、
それは何もおかしいことじゃない。
尊敬するクライアントに対しても
「こういうところ嫌だなあ……」と
思うことはやっぱりあるし。
逆に「ここは嫌いだな」と
思われているだろうとも思う。
常に全力で好きでいられなくたって
それはそれで良い、というのが
頭の片隅にあるかないかで
気持ちの持ちようは全然違う。
ちなみに娘には、
「今はお母さんが嫌な時なんだね。
でも、言われると傷つくよ」
と伝えるようにはしている。
言語の発達が少しゆっくりなので
根気強く、忍耐が試されている。