ストラディヴァリウス
横山 進一
この一冊を読んでしまったために(?)ストラディヴァリの生演奏が聴きたくなってチケット買っちゃった一冊(笑)
豊富なストラディヴァリのカラー写真と共に、ストラディヴァリウスの個人についてやストラディヴァリが名器と呼ばれる所以、楽器のエピソードなどが満載で面白かったです。
特に、ストラディヴァリを「300歳の現役のプリマドンナ」と比喩するあたりが納得。←ちなみに、この作者が今年のコンサートのプログラムに文章を寄せていたので同じような内容でもあります。
この300年前からヴァイオリンという楽器は構造等が特に変化しているわけではない…という事は、300年前に既に最高のヴァイオリンが出来ているっていう事実もすごいですね。
そしてストラディヴァリの再現が未だ出来ていないというのもすごい!
絶滅した昆虫をニスに使っているだとか…色々と面白い説も紹介されています。←昆虫をニスに使用って…^^;
特に、ストラディヴァリには二つ名がついてるので(以前書いたキング・ジョージⅢとか・・・)そのエピソードも興味深いです。
今見ても昨日ストラディヴァリウスがニスを塗って仕上げたかのような艶やかな色が特徴の「メシア」は超有名らしいですね。(カラー写真も載ってます)
メシアを手に入れた人が、この楽器の素晴らしさを周りの人に話す話しっぷりを聞いて「まるでユダヤ人が切望する救世主(メシア)みたいだ」と言われたことから「メシア」という二つ名がついているのだとか。
他に面白かったエピソードとしては…
「レッドダイヤモンド」という二つ名を持つストラディヴァリがあるのですが、これは持ち主のヴァイオリニストが楽器を持ったまま船旅で遭難。
楽器だけがバラバラで浜辺にたどり着き、その楽器を組み立てると赤く美しいヴァイオリンになった…というエピソードがあるそうです。
…うーん、本当に伝説級のお話ですね(笑)
やっぱり来年も(開催されるのなら)ストラディヴァリの生コンサートに行ってきたいと思います~(*^_^*)