詩の中の昆虫たち―虫たちのコミュニケーション (三一新書 (1160))
個人的には非常に面白かった一冊!
鳴く虫、ハエや蚊、トンボなど…芭蕉や一茶などが詠んだ詩を散りばめつつ、身近な虫達の生態などを紹介しています。
実は、昨年から夜のウォーキングを週に2・3日にやっている中で気になっていたことが解決しました!
初夏の雨上がりの後だとかに公園や空き地を通ると「ジー~」という連続音がしていることがあります。
一緒に歩いているオクサマは「あれはミミズの鳴く音だって昔聞いたことがあるのよね~」と言っておりまして。
虫に間違いないと思いつつも、「ミミズが鳴くなんてダーウィンのミミズの本にも書いて無かったよなぁ?」と疑問に思っていたのですが…
コレ、なんと螻蛄(ケラ)の鳴く声だとか!!( ̄□ ̄;)!!
っていうか、オケラって都会にも身近にいるんですねぇ~(驚きです)
江戸時代から「ジー~」っていうこの音はミミズが鳴いていると言われていて、松尾芭蕉も「蚯蚓(ミミズ)なく~」と詩にしているようです。(ミミズには発声器がないので鳴きません)
他にも、セミの声を五線譜に音階で表したものが掲載されていたり…と、かなり満足度の高い本でした。
昆虫が好きな人には文句なくおススメです(*^_^*)
<面白かったトリビア的ネタをいくつか紹介>
◆羽つきの由来
羽つきの羽玉をトンボに見立て、トンボの蚊退治を表しており、蚊が媒介する疾病が流行しないようにの願いからの風習。
◆ミノムシのは鬼の子
親が蛾であることが昔は分からず、鬼の子だと思われていた。(清少納言もそう書いているとか)
サクサク度:★★★☆
トリビア度:★★★★★
満足度:★★★★★