【40歳以上の独女限定】おひとりさまライフを愉しむ目論見トーク&座談会
残席わずか ⇒★★★
「何者かになりたがる女たち」からの考察
そう、私も、ビジネススキルの習得、自己啓発に熱心でした。
何者かになろうとしていたのか?
仕事ができて、人格的にも魅力のある有能な女性に?
いえ、私の動機は、もっと消極的、脅迫的なものでした。
このままでは、いづれ通用しなくなる時が来る。
状況変化についていけないのなら、
仕事を干されてしまうかもしれない。
そうしたら私は、行く場所がなくなる。
転職と言っても、
私のスキルはこの会社の、今のポジションだから役に立つのであって
一歩外に出たら、おそらく使えない。
一般常識的なビジネス能力はそう高くない。
というか、低いと思う。
根回しとか、社風とか暗黙のルールとか
度外視とまではいわないけれど、、、
軽視してきたツケが、どこかで回ってくる気がする。
なので、今やっている仕事の延長線上で
知識と技術を最新の状態に更新し続けることが
必須かつ、急務且つ、最優先事項なのだと。
なので、いつも何かに追われているような気分でした。
当時、自分の寝言で目が覚め寝ることがあったのですが、
その時のセリフは決まっていて、
「ちょっと待って、、、ちょっと待って。」
誰に対して「ちょっと待って!」なのか、
何に対して「ちょっと待って!」なのか、
今でもわかりません。
そして当時学んでいたものと言えば
仕事に使えるスキルか、
人生を生き抜くうえで力になる哲学、心理学。
とにかく、「武器」が欲しかったよう。
そんな自分に気づいたのは、
この本の読書会のシェアの時でした。
原田千里のmy Pick
.
「私もいろんなことを学んできたわぁ。」
そこまでは一緒なのですが、その先が驚きでした。
・トールペイント
・ソープカービング
・チョークアート
・燻製つくり
えええ?なにそれ?
聞いたことのあるものもあるけれど、
それを学ぼうとか、身に着けようなどど考えたこともないジャンル。
それはそれは、とても新感覚でした。
そういうことに時間やお金をかけてきた人がいるんだ。
いるね、今、目の前に。
正直、うらやましいと思いました。
.
..
この話は、ひでこさんのことだけれど、
私の場合は、また別の転換ポイントがやってきました。
会社のデスクの断捨離をコツコツとやり始めて、
不要な資料を捨て、
過去の実績の証拠品たちを捨て、
参考になるかもしれない資料や、
いつか使えるかもしれない情報を
どんどん手放していきました。
すると、
30年近くファッション業界で働いてきたのだから、
その経験を活かせるのは、やはりファッション業界だと
思こんでいる自分に気づいたのです、
他のは業界では通用しないのではないか、
という恐れもありました。
それを認めることができたのは、
断捨離を進める中で、
なぜこの仕事を長く続けれ来れたのか、
自覚が進んだことからです。
「夢を売ること=服を売ること」
「営業利益必達=会社の繁栄=社員の幸せ=私の使命」
と信じて生きてきて、
私の中にすっかり定着しているこの感覚は、
扱う商品が変わっても、私のビジネスセンスは機能する。
私には、機能させる力がある。
私にも、頼りなるところがあるんだよね。
そう思えるようになったのです。
...
すべては現状認識から始まります。
現状認識のスタートは、
今、目の前のモノと向き合うことから、です。
そう、断捨離®に取り組むことです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
原田はいつでも、あなたの断捨離を応援しています!!
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