※らのべ
ラーミアで世界をぐるっと
一回りした僕ら
バラモスが居なくなったと言うのに
やはり魔物の侵攻は続いていたりで
本当の平和はまだ手にしていない事が
引っ掛かって仕方なかった
そんな思い
ラーミアの背に乗っている僕ら
このまま暢気にイチャついてて
いいものかと疑問が出てきた
「今思うと、ルイーダさんもゾーマの事は大なり小なり気付いているのかもな」
僕は、ふと
ルイーダさんが、僕らの様子からして
本当の冒険に旅立たせる為に
一芝居打ったのではと
思えてきた
「……勇者様」
「本当の平和はまだ手に出来ていない、この旅で思うんだ、みんなの笑顔、放っておけば再びゾーマの魔の手に壊されてしまう、それを止められるのは、やはり僕たちになんじゃないかな」
リリアは
そんな僕の思いを聞いて
抱き付いていたチカラを
更にギュッと強くした
「私は勇者様に任せますよっ?勇者となら、恐いものなんてありませんものっ」
僕ら意志は固まった
するとラーミアは
僕の意識とは関係無く
勝手な方向に飛び始めた
「ラーミア?」
どうやら、ラーミアは
僕らを何処かに導いているみたいだ
僕らはラーミアの導きで
とある城に到着する
そして竜の女王に出会った
「光の玉?」
「そうです、この玉があれば、闇の世界を照らし出す事が出来ます」
彼女は大魔王ゾーマから
地上を守る為に天界から遣わされた使命の事や
その闘いの末に自身の寿命が僅かである事など
全てを光の玉と共に
僕らに託した
「さあ、お行きなさい、ラーミアもまた天界からの遣い、あなた方を導いてくれます」
竜の女王は
最期にひとつの命を残し
息を引き取った
ラーミアは
僕らを次にギアガの大穴へ導く
ここが
闇の世界への入り口か
深く深くどこまでも真っ暗な闇の大穴が眼下に拡がる
この穴からバラモスをはじめとした
魔の手がこの世界に来たのだという
「勇者様、私は大丈夫ですよっ」
リリアはニコッと微笑み
僕の勇気を信じてくれた
「よし、行こうか、ちゃんと掴まっておけよ?」
「もとよりそのつもりですっ」
リリアは僕の腕にしがみついた
「せ~のっ!!」
僕らはギアガの大穴に
飛び込んだ
どれだけ深く続いていたのかは
あまり記憶に無い
落ちていたのか
飛んでいたのかも曖昧だ
ただ、ひたすらに長く
吸い込まれる様な浮遊感だった
地面だ
気が付くと、僕は地面に仰向けで横たわっている事を知覚する
しかしながら
目の前は真っ暗で
なんだ?
この圧迫感は?
息苦しいし
……ムニッ?
思わず手で触って
色々と確認してしまったが
この感触
どうやら
リリアの胸に顔を埋めて
下敷きになっているらしい
……どうしよう
気付いてないらしいし
もうちょっと再確認
「ぁん……っ」
とかしていると
リリアも気が付いたらしく
「きゃっ!?ごめんなさいっ!?」
慌てて僕の上から退いた
「いや、謝らなくていいよ」
「そうですか、じゃ、とりあえず……」
そして、顔に平手打ちが飛んできた
バチンッ
「なんだよ、ラーミアに乗ったら抱き付いてくるクセに……」
「それとこれとは違いますっ!!」
まあ、確かにどさくさで
色々と触って
更には再確認してしまったが
やや理不尽である
いずれにせよ
……ここはどこだ?
空には分厚い暗雲
昼なのか夜なのかも解らない
ただ、光は感じ無い
どうやら闇の世界に到着したみたいだ
近くに家があり早速訪ねてみたが
そこの住人曰く
ここが闇の世界で間違いは無く
アレフガルドと呼ばれる
地下世界らしい
こうして僕らは
アレフガルド
闇の世界にて新たな冒険が始まった
ラーミアで世界をぐるっと
一回りした僕ら
バラモスが居なくなったと言うのに
やはり魔物の侵攻は続いていたりで
本当の平和はまだ手にしていない事が
引っ掛かって仕方なかった
そんな思い
ラーミアの背に乗っている僕ら
このまま暢気にイチャついてて
いいものかと疑問が出てきた
「今思うと、ルイーダさんもゾーマの事は大なり小なり気付いているのかもな」
僕は、ふと
ルイーダさんが、僕らの様子からして
本当の冒険に旅立たせる為に
一芝居打ったのではと
思えてきた
「……勇者様」
「本当の平和はまだ手に出来ていない、この旅で思うんだ、みんなの笑顔、放っておけば再びゾーマの魔の手に壊されてしまう、それを止められるのは、やはり僕たちになんじゃないかな」
リリアは
そんな僕の思いを聞いて
抱き付いていたチカラを
更にギュッと強くした
「私は勇者様に任せますよっ?勇者となら、恐いものなんてありませんものっ」
僕ら意志は固まった
するとラーミアは
僕の意識とは関係無く
勝手な方向に飛び始めた
「ラーミア?」
どうやら、ラーミアは
僕らを何処かに導いているみたいだ
僕らはラーミアの導きで
とある城に到着する
そして竜の女王に出会った
「光の玉?」
「そうです、この玉があれば、闇の世界を照らし出す事が出来ます」
彼女は大魔王ゾーマから
地上を守る為に天界から遣わされた使命の事や
その闘いの末に自身の寿命が僅かである事など
全てを光の玉と共に
僕らに託した
「さあ、お行きなさい、ラーミアもまた天界からの遣い、あなた方を導いてくれます」
竜の女王は
最期にひとつの命を残し
息を引き取った
ラーミアは
僕らを次にギアガの大穴へ導く
ここが
闇の世界への入り口か
深く深くどこまでも真っ暗な闇の大穴が眼下に拡がる
この穴からバラモスをはじめとした
魔の手がこの世界に来たのだという
「勇者様、私は大丈夫ですよっ」
リリアはニコッと微笑み
僕の勇気を信じてくれた
「よし、行こうか、ちゃんと掴まっておけよ?」
「もとよりそのつもりですっ」
リリアは僕の腕にしがみついた
「せ~のっ!!」
僕らはギアガの大穴に
飛び込んだ
どれだけ深く続いていたのかは
あまり記憶に無い
落ちていたのか
飛んでいたのかも曖昧だ
ただ、ひたすらに長く
吸い込まれる様な浮遊感だった
地面だ
気が付くと、僕は地面に仰向けで横たわっている事を知覚する
しかしながら
目の前は真っ暗で
なんだ?
この圧迫感は?
息苦しいし
……ムニッ?
思わず手で触って
色々と確認してしまったが
この感触
どうやら
リリアの胸に顔を埋めて
下敷きになっているらしい
……どうしよう
気付いてないらしいし
もうちょっと再確認
「ぁん……っ」
とかしていると
リリアも気が付いたらしく
「きゃっ!?ごめんなさいっ!?」
慌てて僕の上から退いた
「いや、謝らなくていいよ」
「そうですか、じゃ、とりあえず……」
そして、顔に平手打ちが飛んできた
バチンッ
「なんだよ、ラーミアに乗ったら抱き付いてくるクセに……」
「それとこれとは違いますっ!!」
まあ、確かにどさくさで
色々と触って
更には再確認してしまったが
やや理不尽である
いずれにせよ
……ここはどこだ?
空には分厚い暗雲
昼なのか夜なのかも解らない
ただ、光は感じ無い
どうやら闇の世界に到着したみたいだ
近くに家があり早速訪ねてみたが
そこの住人曰く
ここが闇の世界で間違いは無く
アレフガルドと呼ばれる
地下世界らしい
こうして僕らは
アレフガルド
闇の世界にて新たな冒険が始まった