ヤングケアラーを推奨する管理者 | chiryokyo

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2017年1月甲状腺乳頭癌で亜全摘手術。2020年12月再発の為、残存甲状腺全摘+ヨード治療2回行いましたが鎖骨裏のリンパに残ってます。
2024年5月難治性喘息(非アトピー性)と診断。今は喘息の方が大変です。

管理者の担当の話です。


60歳の男性で、妻50代前半、高2の男の子、90代の父親と暮らしています。

妻は発達障害があるようでまともに働けません。

主に夫と義父の年金で暮らしています。

高2の男の子はとても優秀で、両親の面倒も見ています。バイトもして家計を支えています。

ここまでは良いですが、この子の進路を決める時期になり、本人は入学当時は就職をして家族を支えたいと言っていましたが、大学に行きたいという夢が芽生えました。とにかくすごく勉強ができる子で色々な大学から推薦が来ています。

私や他のケアマネは、息子は進学して残った人達を支援する方法を考えればどうかと考えましたが、管理者は「息子は貴重な社会資源。なんとか進学を諦めて就職してくれないかな?」と。

確かに家族だから支えなければいけないかもしれないけど、息子に全てを負わせて良いのか?この子の人生は?と悲しくなってしまいました。

4年勉強してから支えてもらっても良いのでは?

と管理者に伝えると、「もし進学して一時家を出たらこの夫婦はやっていけない。息子には居てもらわないと困る」と。

ケアマネは本人を対象にするけど、本人を取り巻く家族も視野に入れなければいけないと思います

。おまけに管理者は「この家庭に生まれた宿命」と言いました。

ただのケアマネが本人や家族の人生を左右して良いのでしょうか?

管理者に何を言っても考えを変えるような人ではないので、この件に対してはもう言うのは辞めました。