幸せを感じた年末年始 | chiryokyo

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2017年1月甲状腺乳頭癌で亜全摘手術。2020年12月再発の為、残存甲状腺全摘+ヨード治療2回行いましたが鎖骨裏のリンパに残ってます。
2024年5月難治性喘息(非アトピー性)と診断。今は喘息の方が大変です。

去年の年末年始は手術後間もない事・取れなかった転移部がある事などが重なり、クリスマスやお正月は全くお祝いする気分になれず、お節なども何も用意せず、何もない年末年始でした。


でも今年は去年に比べたら、楽しい事を楽しいと感じたりお祝いしたい、今元気でいる事を喜びたいと言う気持ちになりました。


長男(高卒から働いています)が昨年から「自立したい」と車で1時間半位離れた所で一人暮らしをしています。1ヶ月に1〜2回帰って来ますが、今回は30日〜1日まで帰って来ました。

一緒に暮らしている時は面倒臭そうに買い物や初詣に付き合ってくれていましたが、今回は全然嫌な顔をする事なく率先して付き合ってくれました照れ

私は家族の恒例行事として毎年ある物を年末に長男長女と3人で見に行っています。(身バレしそうなので何かは言えませんが)昨年はコロナで中止でしたが、今年は開催したので3人で見に行って来ました。

もう10年以上続いています。

家族として何かを残したかったので。

長男が冗談のように出かけるたびに「来年は母さんがいるかわからないからね」って言いますガーン

私は「います!這ってでも一緒に行きます😁」と言い返しますが、きっと長男は長男なりに自分に言い聞かせてる感じがしました。だから今年は嫌な顔せず付き合ってくれたんだと思います。

「大人になったなぁ」と感じる反面、「まだ20歳なのに親の事を心配させて申し訳ないな」と言う気持ちになりました。


12月に2回目のアイソトープをしましたが、効果がなく、まだまだ治療は続くし、私の生存率がどうなるか不安ですが、今の私は昨年とは違い心に余裕が持てるようになったみたいです。熱中出来るつまみ細工にも出会えたし。

少しずつだけど病気の事を考えなくなって来たからだと思います。


昨年は少し前向きに思っても実際実行することはなかったです。

でも今は思った事は始められそうです。

この先ずっと身体にがん細胞が残っていても存在を気にする事なく過ごせるようになれたら良いなと思います。


今年は病気や職場の人間関係に負けず、私らしい一年を過ごしたいです😊