すべての拉致被害者はもちろん、 拉致の可能性が排除できない特定失踪者、川西市に住んでおられた川西明峰高校出身、私の後輩、特定失踪者、秋田美輪さんが 帰ってきますように調査結果に期待をし、祈ります。 しかし、拉致被害者が帰国するのであれば経済制裁一部解除も いたしかたないけれども まだ再調査の結果も出ていないまま、早急な制裁解除が 北朝鮮だけに利するような結果に絶対ならないようにと思います。 マルナカホールディングスが落札し、朝鮮総連には貸さないと 言われた東京の総連本部の建物についても、政府が購入するという ことですが、拉致と絡めて、総連に貸すような事があってはならないし 拉致被害者の調査したという既成事実だけで、すべての拉致被害者が帰国しないまま、経済制裁解除や、朝鮮総連の庇護、朝鮮学校の無償化、日朝国交、従北極左や日教組の思惑に利するようなことにつながるような事は絶対にあってはならないと思います 中曽千鶴子 ***************************************************** 北朝鮮、拉致再調査を約束 首相発表 2014.5.29 18:37 [北朝鮮拉致事件] 安倍晋三首相は29日、日本と北朝鮮による外務相局長級の政府間協議を受け、北朝鮮が全ての拉致被害者と拉致の可能性が排除できない特定失踪者について、包括的な全面的調査をすると約束したことを明らかにした。官邸で記者団に語った。http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140529/plc14052918370014-n1.htm 4度も「うそ」繰り返す 「楽観視できぬ」と救う会会長 2014.5.29 http://sankei.jp.msn.com/world/news/140529/kor14052923030009-n1.htm 「包括的全面調査」について記者会見する特定失踪者問題調査会代表の荒木和博氏=29日午後、東京都文京区(原田史郎撮影) 北朝鮮による拉致被害者の再調査は果たして信用できるのか。拉致被害者の帰国に向け尽力してきた支援団体の幹部は、いずれも北朝鮮側の姿勢について懐疑的に見ている。 拉致被害者の支援組織「救う会」の西岡力会長(58)は「これまで北朝鮮は4回うそをついてきた。今の時点で北朝鮮を信じられる根拠はない」と話す。 西岡会長が挙げる「4回のうそ」。まず第1のうそは平成9年、与党訪朝団に対して拉致被害者について「一般の行方不明者として調査する」としながら、存在を認めなかった。 第2のうそは14年9月の日朝首脳会談で拉致被害者8人について「死亡」と説明したことだ。「死亡確認書」などを“証拠”として出してきたが、その後でたらめだったことが判明した。第3のうそは16年の日朝実務者協議。このときは横田めぐみさん=拉致当時(13)=の「遺骨」とする偽の骨を出してきた。 最後のうそは平成20年。拉致被害者の安否に関する再調査に合意しながら、その後調査の打ち切りを一方的に伝えてきた。こうした経緯から西岡会長は「簡単によかったよかったとはいえない」と話す。 北朝鮮が再調査のために設置する「特別調査委員会」についても西岡会長は疑問を投げかける。拉致問題以外に北朝鮮で眠る日本人遺骨問題などが含まれるからだ。「拉致以外の問題が進んで北朝鮮が制裁解除を迫ったり、『調べることが多い』と時間稼ぎされる恐れがある」 からだという。西岡会長は「楽観視するのではなく、慎重に北朝鮮の出方を見る必要がある」と指摘している。 一方、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表(57)は29日、東京都文京区の事務所で会見し、「拉致問題の『進展』が『解決』にすり替えられないよう一層注意したい」 と述べた。 荒木代表は、北朝鮮が小泉純一郎元首相の訪朝までは生存している拉致被害者はいないと主張していたことに触れ、 「今回の特別調査委員会も全く信用できるものではない」と切り捨てた。その上で、「何人か帰ってくるのであれば、それは明らかな進展であり、制裁の部分解除は交渉のカードになったと評価できる。ただ、拉致問題の全面解決が可能なのかは、現時点で疑問を感じざるを得ない」 述べた。 |