■戦略情報研究所主催Sセミナーin大阪 「拉致問題を通して考える国家の闇と光」に参加しました。 大阪で初の「Sセミナー」(全体では第7回)戦略情報研究所(株)は特定失踪者問題調査会と表裏一体の組織で、任意団体である特定失踪者問題調査会を補完するとともに拉致問題の解決後は国家全体 の戦略的方向性について考え、それを実現していくことを目的として設立された組織 車がごとびで渋滞していて、荒木先生のお話が少ししか 聞けなくて残念でした。 後日、下記のサイトで放送されるとのことです。 http://www.netlive.ne.jp/archive/SII/index.html 荒木先生のお話、拉致問題の解決の道筋について そして衆議院議員 三宅博先生が取り組んできたこと 三宅博議員は、戦後のこの国の構造を変えなければ解決はできない 警察や政府が、知っていながら放置してきたこと これは、北朝鮮だけでなく日本の問題であると 兵庫県で有本恵子さんの神戸の拉致に取り組んでこられた副代表さまは、有本さんらの拉致にかかわる よど号の妻 八尾恵が、なぜ 日本にいながら、国会でも質問に答えながら 時効でもないのに のうのうと逮捕されずにいるのか 原ただあきさんや田中さん、拉致の犯人がわかっているのに なぜ逮捕しないのか キタの問題を警察がなぜ放置するのか 何度も何度も兵庫県警とかけあってこられた副代表の言葉 元自衛隊の常務理事の重い言葉 どの方々の言葉も重く、深く、聞いていて体が震えました。 悔しい。 絶対にとりかえさなきゃいけない。けれども警察も政府も動かない。 だからこそ、民間ができることをやらなきゃならない。 質問の中では、若者が反韓、嫌韓、朝鮮半島の民族を嫌い 竹島も拉致もごっちゃになって、拉致を忘れ北朝鮮を忘れ 韓国叩きばかりしている現状を憂いておられました 日朝国交など絶対にとんでもないことだと またお話の中で、韓国に脱北した人や韓国軍とも連携しなければ ならないと。 最後に、特定失踪者の福山ちあきさん 上村るみさん、みやわきさん、長谷川ふみこさんらのご家族が 北朝鮮向けの放送、しおかぜの録音で つらい胸の内を語られました。 涙ながらに語られる苦しい思いをお聞きして、涙が出ました。 こんな悲しみ、地獄を放置しちゃいけない。 すべての方々のお話が、心にしみて胸が苦しかった。 私はまだ、拉致・特定失踪者の問題の活動はしはじめたばかりで この方々が15年も必死で戦ってこられたこと、敬意を表します。 拉致署名も 残されたご家族が涙ながらに訴えないと 町ゆく人々は足をとめない、署名しない だから、ボロボロになりながらご家族は活動されてこられました。 関西でもしっかりと、拉致・特定失踪者の問題に取り組んでいかねば ならない。 大阪から拉致された ●原ただあきさん 昭和55(1980)年6月、北朝鮮工作員辛光洙らによって宮崎県青島海岸から北朝鮮に拉致された。原さんは昭和12年8月2日生まれ、当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛は原さんになりすまし日本に入国。パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、海外にも出て対南工作を続けていた。辛は昭和60(1985)年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。辛は平成11(1999)年12月31日恩赦で釈放され、金大中政権の「非転向長期囚送還」によって翌12年9月2日北朝鮮に送られた。 警察庁が拉致事件と認定 ●田中実 (たなか みのる)さん 失踪時期 昭和24年7月28日 失踪当時の年齢 28歳 失踪当時の身分 中華料理店「来大」店員 失踪当時の住所 兵庫県神戸市東灘区(当時) 失踪当時の状況 田中さんは幼いころ両親と別れ、灘区の養護施設で生活。市立神戸工業高を卒業し、事務機器販売会社に勤務後、東灘区のラーメン店で働きだした。1978年6月6日、成田空港から出国。 平成17年4月25日、警察庁が「拉致」と認定。27日に日本政府によって「拉致被害者支援法」に基づき拉致認定。政府による拉致認定は2002年10月(曽我さん母娘、石岡亨さん、松木薫さん)以来、2年半振りで、認定者は11件16人(5人帰国)となった。 この方々の事ももっともっと知ってもらわなきゃいけない。 12月、全国一斉活動頑張ります。 もしかしてご都合がつけば特定失踪者問題調査会の方が 川西でお手伝いをして下さるかもしれないということです 私は秋田美輪さんを助けるまで、何年かかっても 活動を続けます。 私はもう楽しいこともいっぱいしたし、いっぱい日本で生きたし もう思い残すこともないから、かわれるものならかわりたい。 私が北朝鮮にいけてかわりに帰してもらえるならそうしたい。 何もできなくて悔しい。明日からもっと頑張る。何の役にも たたないかもしれないけど、いてもたってもいられないよ しかし、最近、拉致問題の街宣や講演会とか主催したり、活動して デモなどしている人たちは、なぜ、このセミナーに参加しないのか どうして勉強しないのか、根本を知ろうとしないのか 特定失踪者が全員かえるまで戦いは終わらないのです。 今もこの瞬間も、同じ空の下なのに、家に帰れない地獄の中で 泣いているかもしれない人のこと、 人生を奪われた拉致被害者さんとご家族のこと、みんな考えてほしい。 いろいろな人権問題があります。 女性の人権、子供の人権、性同一障害、いじめ、在日外国人、同和 みんなつらいのかもしれないけど けれども、普通に生活できるし親にも会えるし、友達もいるし 助けてくれたり悩みを聞いてくれる人がいるじゃない 腹がたったり傷ついたら、相談したり、裁判で告訴したり なんでもできるじゃない。 ひとりぼっちで、家族に何十年も会えない 誰にも助けてもらえない、相談もできない 拉致被害者さんの 苦しみには、他人事で 思いやれないなんて、関心がないなんて おかしいよ みんなで助けてあげようよ。ブルーリボンバッジをつけるだけでいい 誰かと拉致について話すだけでいい 署名するだけでもいい 忘れないで、 特定失踪者のこと 拉致のこと |