こんにちは。

桑原通夫です。

 

日本のインフレ率が2%を超えた・・

という事で、

日本はデフレを脱却できたのか?

 

そもそもデフレになると何が問題か?

 

モノやサービスの価格が下がることを

デフレーションと言いますが、

 

物価下落

企業の売り上げ減少

給料の減少

需要の減少

更なる物価下落・・

という悪循環になります。

 

このようなデフレスパイラルになる事が

一番の問題です。

 

いまのインフレ率2%は

一時的なものでしょうか・・

それとも本質的なものでしょうか・

 

日銀は本質的なものだと言っています。

その根拠は、労働市場が伸びている・・

雇用延長制と女性参加によるもの・・

雇用確保のために企業は

給与の上昇などが必要だ・・

モノ・サービスの価格上昇・・

という見方のようです。

 

これに対して・・

日銀は金融のプロかもしれないが

経済のプロではない・・

という声も。

 

経済の本質は家計と企業にあるので

金融はあくまでも補佐的なモノだ・・

 

経済はあくまでも需要と供給の

バランスである・・

 

日本企業の低迷は・・バブル崩壊後、

雇用を守る事を重視した・・

 

そのため商品開発に力を入れることなく

経費削減に終始したことです。

給料は上がらず、消費も増えない・・

需要も増えない‥という事です。

 

つまり、

雇用を守るために

給料を抑制したため

家計のパイも増えずに

消費も拡大しなかったのです。

結果として、海外商品やサービスを

受ける側になったことです。

 

こうなると更に労働力過剰になる

はずでしたが

 

そこに団塊の世代の労働市場からの

退出が増えていく・・

 

デフレであれば労働力は過剰になるはずなのに

団塊世代の退出による労働力不足するという

逆転現象が起きたのです。

 

企業側はどうしたのか?

というと雇用の延長とじょお性の労働参加で

労働力不足を補おうとした・・

 

定年雇用の延長や女性の参加・・

賃金上昇で

何とか労働力の確保を図ったのです。

 

政府は、アベノミクスによる

異次元の金融緩和を行った・・

お金をどんどん刷りまくった・・

4倍のお金を市場にバラ撒く・・

物の価値を上げることではなく

カノの価値を下げることで

デフレ脱却を図った‥のです。

 

結果インフレ率は、-0.3%から

プラス0.5%まで、0.8%上昇した・・

 

そして今はウクライナ戦争などもあり

資源の高騰による、インフレ率が

2%‥という状況です。

 

しかし経済の主役は金融ではない・・

主役は需要と供給であり、

家計と企業こそが経済の主役なのです。

 

日本企業はバブル崩壊後は保身に走り

顧客の創造が出来なかった・・

 

終身雇用を守ろうとして

経費削減を西邑さんにした・・

 

その分、研究開発が遅れ、画期的な

商品やサービスを提供できなかった・・

 

逆に海外の商品やサービスを

使うことになり

利益の確保が難しくなった・・

という流れです。

 

革新が起きるのは危機感によるもの・・

追い詰められた危機的状況でしか

 

革新的な商品もサービスも生まれない・・

そしてそれを生み出すのはごく少数の

人間による‥という事です。

 

はたして2%越えのインフレは

いつまで続くのか・・

 

デフレからの脱却は一時的なもの

ではなく、日本経済の本質的なもの・・

と言っていいのか・・

 

しばらく様子を見ることですね。

 

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